June 21, 2008

商品インデックスファンドの買い持ち

最近、家で過ごす時間といえば、子供の相手をしているか、撮ったビデオの整理をしているか、電子ピアノをいじっているかで、ブログのメンテをしている時間がほとんどない。

ビデオをキャプチャしてDVDを焼いたりすると、PCがずっと占有されてしまう。
その待ち時間は、リハビリがてらにピアノいじり。
よく考えたら、左ひじを粉砕してから楽器をさわるのは初めてなので、思っていたよりもはるかに指が動かない。本当にリハビリ状態。頭で強く命令しても、指が言うことを聞かないのだ。

 

水瀬さんのブログに、近頃カルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)などが商品インデックスファンドを買い持ちすることの是非について書かれているが、これについてコメントしようかと思ったけど、また迷惑をかけるといけないので自分のところで戯言でも書いてみる。


自分の場合、結論から言うと、「好きにすればよい」である。
あるルールに則って取引している限り、他人がとやかく言う筋合いはないというスタンス。
良いか悪いかはその人の価値観や立場によって変わる。
ここで善悪を言い出すと、各自の価値観がぶつかり合って宗教論争になるだけ。


商品の場合、長期に持っているだけではキャッシュフローを生まないので、ゼロサムゲームである、というのはたしかにその通りだと思う。

でも、株式や債券は無理に関わりあわなくても生きていけるが、商品の場合、石油や農産物は使わずに生きていくのは不可能だと思える。
商品先物市場やETFなどのファンドの世界だけでゼロサムゲームが閉じていればいいけど、長期に負け続けるのが末端の消費者である可能性もある。

だから、経済活動に参加している限り、商品ファンドを持っている戦略もあってもいいと思う。
生産者が商品先物でヘッジをかけるように、消費者が商品先物関連のファンドでヘッジをかけてもいいのではないだろうか?
少なくとも自分にはこれが悪であると判断することはできない。

労働者よりも投資家の立場になる方が良いので、株式に投資をするように、末端の消費者だけでいるよりも商品の権利を少しでも持っている方が良いという論理は間違いとはいえない。


とはいえ、この状況でちゃっかり利益を得る人もいるんだと思う。

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January 28, 2008

ELEMENTS

前回書いたロジャーズ国際商品指数(RICI)連動のETNについて、ちょっと補足しておこうかと。


このELEMENTSのETNは、いわゆるDebt Securities(負債証券)の一種である。
ETFなどと違って、NAVというものがない。
その代わり、理論的な価格は算出できる。
(組成時の価格×指数連動分)-(annual fee 0.75%の日割り分) である。
配当は無い。指数によって価格が変化するのみ。ノートの満期は2022年10月24日。

RICI指数は、ブルームバーグやロイターの端末がないと最新の値はすぐにわからないようなので、個人投資家にとっては本日現在の理論価格を計算するのは簡単ではない。前日の指数ベースの価格はELEMENTSのページに掲載されている。
まあ、少しプレミアムがついている雰囲気があるけど、だいたい適正なBid/Askの値が立っているようなので、それなりの指値で買えば大きくボッタクられることはなさそうだ。


このETNの出口としては、市場で売却する他に、発行体に買い取ってもらう方法もある。
その制限日が2008年1月28日だから、明日以降は発行体への買取請求が可能になる。
ただし、最低金額は5百万ドルなので、一般の個人投資家には縁が無さそう。
あと、ブローカーが買い取って、5百万ドル分まとめて発行体に買い取ってもらう方法もとれなくはない。

まとまった資金があれば、もし市場価格が割安にディスカウントされていた場合に、市場で買って発行体に買い取ってもらう裁定取引は理論的には可能。
でも、現在の出来高では、短時間で5百万ドル分買い集めると、市場価格が上昇して割高になってしまう可能性が高い。


ETNの発行体はスウェーデンの政府系金融機関である。幹事はメリルリンチ。
略称はSEK(スウェーデンクローナのことではない)で、正式名称はAB Svensk Exportkredit、英語表記はSwedish Export Credit Corporation、
日本語ではスウェーデン輸出信用銀行と呼ばれている。
スウェーデン政府が100%株式を保有している。格付けはAa1/AA+だからかなり優秀な部類。
もしものことがあっても、スウェーデン政府がSEKをつぶすことは普通はまず考えにくいように思える。

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January 26, 2008

結局のところはジムロジャーズ指数

以前に書いた商品指数連動のETFだけど、

結局のところ、ジムロジャーズ御大のロジャーズ国際商品指数(RICI)連動のETN (RJI)を買ってしまった。

一番大きな理由は、中国株ETF(FXI)を売った米ドルがあったという、行き当たりばったりの理由だったりする。(^^;
とりあえずユーロよりも米ドルの方が使いやすかったので。


ロジャーズ国際商品指数は、少し前から注目していたけど、手数料が高いファンドしかなかったので手が出なかった。
この指数はエネルギー、農産物、金属の割合が程よいように思う。品目も多いし。
嶋田さんのブログの情報から、最近になってロジャーズ国際商品指数のETNがAMEXに上場されていることを知り、さっそく確認して物色することにした。
一番オーソドックスに全部入りのやつ。

正確には、ELEMENTSという会社が組成しているElements Linked to the Rogers International Commodity Index - Total Return というもの。ここってスウェーデン由来の会社なのかな?
このノートのYearly Feeが0.75%ということだから、まあまあのレベルでしょう。ファンドを買うよりははるかにマシだと思う。

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January 7, 2008

ユーロ建てのCRB ETF

昨日書いたユーロ建てのCRB指数連動のETFについて、

ふと思ったのだけど、


CRB指数が上がったときに、国際的に商品の価格が上がったのか、ドル安によって上がったのか、どちらの要因が強いのかがユーロ建てだと少し区別がわかるかもしれない。


ただそれだけ。


まだ少し様子見だけど、なんか買いたい気持ちが強くなってきた。

 

最近の市場の状況はつかみづらい。見通しが難しいように思える。
こういうときはどうしたらいいか、腹が決まってきた。

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January 6, 2008

年初からいきなり調整

あけましておめでとうございます。


4日から仕事をしたりしているけど、なかなかこちらには時間を割けない状況が続いている。
何も手が出せない状態の中、年初からいきなり調整がきた。

年越しでプット売りポジションなんか持っていたら、即撤退になるところだった。幸いにしてノーポジだったので助かった。
1日にインデックスで2~3%も下がるとさすがにキツい。
逆にチャンスが出てきたようなので、今週はエントリーしてみようかと思う。


あと、やはり少しは商品モノも持っていた方が良いのかな?
もともと、昔は純金積立とか金鉱株とかをやっていたので、金などには少しなじみがあるのだけど、去年あたりは今更買うのもなんだかなあと思っているうちに、そこからさらにかなり上がってきた。以前の値段の感覚があるだけに、なかなか手が出せなかったのだが、周りの状況がかなり変わっているので、水準が変わった可能性もある。
タイミングを逸した感があるけど、気になるものは少しでも持っていた方が精神的に良いかもしれない。自分が買って下がったら、それはそれで良いのだから。
これからもインフレの気配は続きそうな雰囲気もあるし。

商品の指数の1つとして、CRB指数というのがあって、これはインフレの先行指数とも言われていて、モーニングサテライトなどでも毎日メジャーな株式指数や為替レートと一緒に放送で挙げられているポピュラーなものである。
しかし、米国市場でざっくり探しただけでは、CRB指数連動のETFは無さそう。他の商品指数はあるけど、個人的にはCRBが好み。
CRB指数は、去年8月の底からは20%ぐらい上昇したところ。
欧州や香港ではLyxorのものが上場されている。

というわけで、
以前に自分も書いたけど、non-energyのものもあるので、これをユーロネクストあたりで少し買ってみるかな。
それとも、少しエネルギー関係が落ち着くのを待ってノーマルのCRB連動モノにしようかな。

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December 28, 2007

401K口座の近況

海外市場はクリスマス明けで閑散としながらも、年末年始は元日ぐらいしか休みが無いので、今年のまとめはまだできない状態。

今年の収穫はなんといってもオプション売買が思ったよりも面白くて自分でも続けられそうなことがわかったこと。
これについては後日にでも少し書いてみようかと思う。


で、ネタもあまりないので、
少し前にあった確定拠出年金(日本版401K)のニュースなどをからめつつ、自分の401K口座の近況でも。

以前に書いたかもしれないけど、2006年5月から401K口座を運用することになってしまった。
近頃の市場の荒波を受けて、口座残高がどうなっているのか、最近確認してみたら、予想に反してプラスであった。
てっきり、マイナスに落ち込んでいるかと思ったけど、意外と海外株式はパフォーマンスが悪くない。

約1年半の期間で、今年の春からの状況を考えると、プラスであるのは悪くないんじゃないだろうか。
自分の場合、海外株式が多め、海外債券が少し、日本株式が少々である。ほとんどがインデックス運用。長期で負けないことを重視している。
ボラティリティは高目かもしれないけど、自分のスタイルには合っている。
もう少し日本株式の割合が大きかったら、マイナスになっていただろう。


よくよく考えると、401K口座は無視できないぐらい将来の懐事情に影響が大きいかも。
例えば月々23000円ずつ拠出するとして、20年の運用で拠出金だけで552万円。30年では828万円になる。
運用によっては、これが200万円にも2000万円にもなる。

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September 19, 2007

18日のFOMC

0.50%の利下げで来ましたか。

今までのやり方だと0.25%利下げもあり得たけど、それだとやっぱりヤバイだろうと思ったかどうかはわからないが、みんなの期待通りに手を打ってきた。
つまり、コンセンサス通りで特にサプライズというわけではないと思う。

しかし、0.25%と0.50%で意見が割れていて、大きい方の0.50%になっただけで、「大幅利下げ」なんていう見出しはいかがなものか。


下がると思っていた人が多かったからなのか、逆に株価は大幅上昇に。
ブラジル株のETF(EWZ)なんてザラ場で+7.49%ですよ。


でも、これだけで単純に安心できるとは思えないなあ。
ロイターかどこかの識者のコメントに、「株価は6カ月先を読みに行っている」なんてあったけど、
そのわりには毎回毎回いちいち反応が大きすぎないか?
もう少し現在価値に割り引いたらいかが。


個人的には、早く買える(プットを売れる)状況になって欲しいなあというのが本音だけど。

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August 28, 2007

シティカレンシー買い納め

vox mundiさんのブログで知ったのだけど、シティカレンシー(現在の正式名称はレッグ・メイソン・グローバル・マネー・ファンズ・エフシーピー)がこの9月までで募集を停止するみたい。
以降は新規購入、追加購入、スイッチングができなくなる。解約のみを受け付ける。

現在保持しているものは自分で解約するかファンドの償還があるまでは持っていられる。ちなみに、信託期限はいちおう無期限となっている。


少し前からシティカレンシーを少し追加しようと思っていたので、これを機会に買い納めをした。
今回は、特に長期の塩漬けが前提でもあるし、米ドルやユーロは他にもあるので、英ポンドにしてみた。


まずは、先週の半ばに電話で目論見書を請求。
投資信託用のテレホンバンキングに電話したけど、特に問題なく請求できた。以前に購入していることもあるし、渋る様子は特に見られず。
ここでも9月までしか新規購入できない旨を確認。

この間にシティに少し資金を移動しておく。


しばらくして、今週の頭に目論見書が到着。
そして、投資信託用のテレホンバンキングに電話して購入の指示。

2003年の1月以来、シティでは投資信託を購入していない(このときもシティカレンシー)が、ずいぶんと勝手が変わっていた。
注文が完了するまでに30分ぐらいはかかった。フリーダイヤルだからまだいいけど、我慢の限界に近い感じだ。

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August 20, 2007

サブプライム

米国のサブプライム問題で世界中が大騒ぎになっていて、
今後は個人消費などの実体経済への影響が懸念されているけど、

ところで、


日本のサブプライム層への信用供与の市場はどうなっているかというと、
先のグレーゾーン金利の撤廃によって、


もうすでに、
とっくの昔に崩壊している

ように思える。


だから、
個人的には、
日本の内需関連にはあまり強気になれないところがある。
単純にひとくくりにして判断するのは難しいと思う。

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August 16, 2007

今週

株式市場は予想以上に面白い状況になってきた。(^^;


QQQQのオプションだけど、
ナスダックは自分が想定していたペースより、約1日分以上は下落幅が大きい。
つまり、大きく下げた日が想定より1日は多かったということ。

8月限の期日は今週の金曜の17日。
あと2日残っている。
プット売りポジションは1日だけだったら問題なく期限を迎えることができる。
しかし、もう1日あるので、今日の動向しだいでは買い戻して手仕舞う必要がある。
なぜ今すぐにでも手仕舞わないのかというと、今の状況では、クローズする注文の手が止まってしまうほど、あまり利幅がとれていないということ。
逆に言うと、期日まであと2日しかないのに、アウトのプットオプションにかなりのプレミアムが残っているわけ。
こういうのは勝負してみたくなるじゃない。


今日のNY市場は楽しめそうだ。(笑)
来週からはプット売りだけでなくコール売りやプット買いも少し検討するか。


こうやって小銭は少し稼げているけど、本体の現物株のロング分がやられているので、焼け石に水だったりするけど。
現物株は、持っているものは今のところホールドで、新規の買いの様子見状態。


そういえば、昨年の5月から開始された我が401K口座の残高を見てみたけど、
思ったほどには大きく下がっていない。
といっても最近は結構下がっているのだけど、それまでがインデックス中心の運用で年利回り+20%ぐらいと鬼のような成績だったので、頭が少し冷えてよかったのではないかと思っている。


あと、今週の頭に、日本株はとりあえず売ってしまった。さわかみファンドだけになった。

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August 7, 2007

最近の下落相場でやったこと

本業が多忙ながらも、NY市場の寄り付き前後は時間がとれるから、オプションや外国株はちょっと動かしたりしている。

備忘録的に最近やったことなどを列記してみる。
これが結構そのときの頭の中を表していて、後でみると自分自身で面白いと思ったりする。


(1)まず、持っていたQQQQのプット売りを薄利and損切りで一旦撤退。
今年の2月末の急落の場合は、最初の下げが大きくて、すぐに戻ったから、結果的にはプット売りをそのまま持って粘っていた方が儲かったような気がする。
このような経験も邪魔をして、次の手を打つのだが、少し傷を負うことになる。(^^;

(2)下落したところで、また新たにQQQQプット売りを建てる。
第2弾、第3弾の下げが大きくなければ、粘っていれば大きなプレミアムを得ることができる。
がしかし、今回は後の方が下げが大きく、すぐに損切りで再度撤退。

(3)(2)の撤退と同時にドテンしてQQQQプット買いにいく。
また大きく下げたところで売ってうまく手仕舞いできた。ある程度は取り戻すことができてラッキー。

(4)(3)の手仕舞いとほぼ同時に期限が近い8月限のQQQQプット売りを建てる。(今はこの状態)
最近はボラティリティがかなり上がっていて、オプション売買では利益がとれる可能性が高まったので、面白い状況ではある。
でも、ポジションを外しまくるとすぐにオケラになる可能性もある。

一つだけ言えるのは、期限までわずかのオプションは、原資産価格よりも少し離れたアウトのプットオプションについては、期限がくるまでに権利行使価格まで下がる確率はかなり低いと思えること。
ここまで結構下がっているし、これから連続して大きく下げることは、乱高下するよりも可能性として低い気がする。すぐにゲームオーバーの時がくる。
そこで、少し強気に売ってみた。さすがにプットは短期的に買われ過ぎているんじゃないだろうか。

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June 27, 2007

トレンド転換?

欧州株が下落する日が多くなった。
米国株も似たような動き。
トレンドが転換したのかな?

なんか、上昇トレンドは一休みで、レンジ相場かもしかしたら下降トレンドの始まりかもしれない。
いつも感覚的な表現ばかりで申し訳ないけど、これはハッキリと数字で示せるようなものではないと思っている。


自分の最近のポジションの変化としては、
まずはMan group → Lloyds TSBの乗り換え。
Manはかなり上がったと思ったので、Lloydsに乗り換えてみた。でも、乗り換えてしばらくはManが上昇してLloydsは横ばいに近い状態で、相変わらずトレードが下手だなと思った。
Lloydsの株は長くホールドする気はあるので、これぐらいは気にしない。
ここ2,3日は仲良く下がっているけど、Manの方がボラティリティが高いので、ディフェンシブに考えると結果オーライなのかもしれない。

貧乏性が抜けないので、どうしてもポジションを持ちたがる傾向にある。
あと、自分の場合、基本的に順張り系の人なので、下落したときに利確とか損切りとかポジション変更が多くなってしまう。


次は、eBayの衝動買い。(^^;
これはほとんどオーダーミスに近いものだけど、しばらくは付き合ってみるかな。
オプションをちょっと見ていただけなんだけどね。

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June 14, 2007

イールドカーブ

一瞬真夏のように暑くなったと思ったら、梅雨空に。。
自分にとっては一番嫌な季節。ひざやひじの調子が悪くなる。


先週から米国の長期金利が急騰したけど、個人的には悪くないと思っている。
ニュース記事などを見ても、そんなに悪い感じでは書いていないし。
まあ、潮目がちょっと変わった気がするのは確かだけど。

グリーンスパンが謎と言った逆イールドが解消されて、気持ち悪さが無くなった分、良い傾向だとは思う。
少しぐらいはイールドカーブが立った方がまともだろう。逆イールドのままでずっと続くと、何か変なことが起こりそうな恐怖がある。英国だとまたちょっと事情が違うようだけどね。


この場合、直接的には、長期債券が売られて価格が値下がりしていることになる。
その売ったお金はどうするのか?
債券は詳しくないので、想像の世界だけど、キャッシュのまましばらく様子をみるか、新発債や短期債に乗り換えるぐらいだろう。
この状況で債券を売って株や商品、不動産などにお金が回ることは考えにくい。


今回の長期金利上昇で株も下落したけど、個人的には強気継続中。

企業の業績面でみると、短期金利の上昇は今期や来期の業績に直接影響を受けそうだけど、長期金利の上昇は、バランスシートに長期債をたくさん持っている企業を除けば、直接的に大きな影響を受けるとは思えない。
たしかに、リスクフリー金利が上がるから、資本コストは上がるように思うけど、それは債券との相対的なものであって、直ちに企業の利益が減るわけではないはず。
株を売ってウエイトを減らして新発債を買うほどの劇的な変化には思えないのだ。既発債だとまだ値下がりリスクもある。

このへんはマクロ経済に詳しい人に教えを請わないといけないかも。

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June 7, 2007

投資の科学

少し前に読んだ本「投資の科学」についてのエントリ。


著者のマイケル・J・モーブッシンは、レッグメイソン・キャピタルマネジメントのチーフ・インベスト・ストラテジストで、コロンビア・ビジネススクールの非常勤教授。どちらかというと実践派である。
これは自分にとって当たりの本。
マーケットの性質をうまくとらえていると思う。


1つのポイントは、ほとんどの自然現象は、株式市場などの人間が絡むものも含めて、正規分布に従わない。べき乗法則に従うフラクタルなシステムである。ということを、明確にして書いていること。
一般的なファイナンス理論で使われる、正規分布を前提としたものは、自分も少し違和感があったが、この本を読んで頭がスッキリとしてきた。

自然界での分布や株式会社の分布などは同じで、大多数の小さいものから、極少数の巨大なものまである。これが、フラクタル、べき乗法則である。グラフの縦軸を対数にすると、分布は右下がりの直線になる。
これは株式市場も同じであり、わずかな変動が大多数であるけど、ごくたまに大きな変動が起こる。企業の業績分布なども同じであるとのこと。
異常値は確実に存在し、ときには無視できない。
この考えは正しいと思う。


現状のファイナンス理論は、実践的な理論といえるまで完成していない。
実態と異なる仮想的なモデルを前提に組み立てられているので、ときに実際の現象とは乖離が生じ、うまく当てはまらない点が結構ある。学問のための理論から脱することができていない。前提のモデルに怪しさが隠れているから、説明できない現象も多い。

この本では、効率的市場仮説のように、すべてのプレーヤーが合理的な行動をとるという前提とは、異なる考えを示している。
アリやミツバチの行動などを例に出して、集団の行動は正しいと結論づけている。人間で実験しても同様な結果が出ているようだ。
個々の判断は間違っていても(多くの場合はそうだ)、多様な個が集まってできた集団全体としての結果はほぼ正しいものになる。これが集団の能力であり、マーケットも同じようなものらしい。

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May 26, 2007

住民税

今年度の住民税の税額通知を受けた。


多くの人は、住民税↑、所得税↓でトータルで変わらないという話になっているけど、今年度から定率減税が廃止されているので、実質は増税と考えてもよい。
徴収された分を少しでも取り戻そうと思ったら、自分の場合は、子供の通院&処方箋薬によって、自己負担分の乳幼児医療費助成で受けるしかないかな。これで健康保険料と住民税のうちのいくらかは還元される。といってもわずかだけど。
幸いにも、うちの子は健康なので、しばらく病院に行っていない。
東京都の場合、小学校入学前までは医療費の自己負担はゼロ。23区は親の所得制限も無いし、区によっては中学卒業まで医療費がかからない。


まだデフレ脱却したかどうかよくわからない状態だし、上がっているのは都心部の不動産と企業の収益ぐらいだから、この実質増税による効果を考えると、消費が上向く要素は考えにくい。
ここでさらに政策金利を上げると、心理面では景気にマイナス要素となる確率の方が高そう。


日本株の内需系は買いにくいなあ。
でも、新興市場の優良株はそろそろ上がってきてもよさそうな雰囲気を一部で感じる。
このような状況で良い企業の株を安く買うのがバリュー投資の本道のように思えるが、地合的にはまだ下がる確率も高そうなので、なかなか難しそうだというのが本音かな。
かなり良い選択眼を持っていないと、ボロボロになってもおかしくない。

そういう意味では、大きな資金力を持っていれば、分散して仕込んでいけばトータルで良いパフォーマンスが出る可能性はある。
バリュー系インデックスファンドの1つでもあれば、無難な選択なんだろうけど。
あとは、バリュー系や中小型系のファンドというのもそろそろアリかもしれないと思っている。


自分の場合は、基本的に日本はアンダーウエイトでしばらく待ちかな。少しは買ってみたりしているけど。

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April 27, 2007

売りの効用

先日のコメント欄にちょっと書いたけど、少し前から日本株の空売りをちょっと試したりしている。


現段階での感想は、精神安定剤としてはいいかな? という感じ。


投資をするにあたり、個人的なスタンスは、自分が想定するようなことになる見込み(確率)と、それが起こったときのインパクト(結果)とを総合して考えている。一般的に言われる期待値みたいなものをいちおうは考えているわけ。そんなにキッチリとした数字ではなくて、ある程度漠然としたものだけど。
でも、最終的な判断は「好み」ということになるので、アートな領域なのかもしれない。

これが基本線だから、自分の思惑とは全く異なるような部分はできるだけ排除したいと思っている。
だから、インデックスなどに投資する場合も、総合インデックスではなく、バリューや小型などの個別のものに賭けて買っている。
(家族分は何も考えずに放置だから、これとは全くスタンスが違って保守的にしている)

この路線でいった場合、今後しばらくはこのセクター(地域や業種など)は他と比べてまずパフォーマンスが低そうだなと思ったものは、できるだけポートフォリオから外したくなる。
この延長で考えて、今年の年初ぐらいから日本の中小型株はどうみても上がるより下がる方の確率が高そうな銘柄が多いんじゃないかと思ったので、空売りを検討してみた。
今の水準で全部売ってしまうのも賢明ではなさそうだし、そのうち上がるだろうとのノーテンキな思いもあるので、自分なりの対策を考えてみた次第である。

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April 20, 2007

バロンズ拾い読み

先週ついに外為どっとコムの口座を開き、今週から「バロンズ拾い読み」が読めるようになった。
バロンズ拾い読みは、外為どっとコムに口座を開設して、5000円以上の資金を置いておけば、オンラインで読めるようになる。


これは、あの有名な米国の投資系週刊誌であるBARRON'Sの記事をいくつか抜粋し、少し要約した状態で日本語に翻訳したもの。全訳の約3分の1程度に要約しているらしい。
エグゼトラストというところが製作・発信元である。発行元は時事通信社になっている。ちなみに、本家のバロンズはダウジョーンズ社が発行している。
ここのブログに『バロンズ拾い読み』作成に必要な英語として、翻訳するにあたっての背景が連載のエントリでいろいろ書かれている。翻訳者の考え方などがわかり、参考になる。


毎週の記事は10本程度。記事部分は25ページぐらいだから、個人的にはとてもしっくりくる分量だ。
PDFファイルだけど、ダウンロードして読むことはできない。ログインしてオンラインの状態で読んだり印刷ができるだけだ。まあ、これは仕方ないかな。

米国市場を中心とした海外の状況をおおまかに知るには、良質な情報源だと思う。
バロンズ自体が少し引いた目線で書いている記事が多いと思うし、翻訳する段階でも、できるだけ中立な視点で訳すことを心がけているようである。

現在は新規購読の申込受付は行っていない。残念。たしか購読料は年間で1万円ぐらいだったと思う。
このため、今から読みたければ外為どっとコムなどで読むしかないのだ。

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March 30, 2007

VIX指数

エルさんのブログで書かれていたVIX指数についてのエントリーは、ボラティリティについて再確認するきっかけを与えてくれたので、こちらでも紹介したいと思う。

  恐怖指数上昇 ~恐怖指数とは~
  恐怖指数で、今回の世界同時株安を予知できなかったのか?


この2つのエントリーはある意味で必見である。市場で取引されているものに投資している投資家は、読んでおいて損はないと思う。
市場の価格変動のトレンドの一つの特徴がVIX指数に現れているように思えた。


VIX指数は、S&P100指数を対象とした株価指数オプションの価格からバイノミアル・モデルに基づいて計算されるインプライド・ボラティリティを表すものである。
これじゃあなんのことかさっぱりわからないだろうから、大雑把に言ってしまうと、S&P100インデックス(米国市場の大型株のインデックス)の現在のボラティリティ(変動率)の水準を表しているものと考えていい。
つまり、VIX指数が小さいときは米国市場が落ち着いていて株価があまり変動していない状態であり、大きいときは米国市場が荒れて株価が大きく動いている状態であることを示す。


今年の2月の急落前は10~12のレンジでかなりボラティリティは低い状態だった。
最近は多少落ち着いたものの以前よりは少しボラティリティが高くなっている。

自分の場合は、オプション売買をかじるようになってから、VIX指数は横目で眺めてボラティリティの水準をときどき確認しているだけだった。
でも、このVIX指数は、個別株やETFのロングポジションに関しても、市場の状況を側面から見る指標としてある程度は参考になるのではないかと思うようになった。
米国市場の大型株の動向は、株式投資をしていれば誰でも絶対に影響を受ける。また、これは債券市場にも関連があるだろうし、商品市場などにも影響がありそう。

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March 19, 2007

その投資対象は儲かるか?

最近、日本株を投資対象から外してみようかと一瞬思ったりしたが、その後にいろいろ考えていちおうの結論が出たので、そのときの過程を記録として残してみる。


いきなり核心部分にふれると、投資して資産を増やしたいと思っている場合は、結局のところ、ぶっちゃけた話「ところで、その投資対象は儲かるのか?」ということが判断基準になっていると思う。
十分に資産があって、これから特に増やす必要がない場合は、社会貢献などを第一に考えて投資対象を選んでもいいと思う。でも、資産を「増やす」ためには、必ず利益が出て儲からなくては、増えていくことは無い。

つまり、表面的には綺麗事の理屈を並べていても、裏では損得を考えてプラスのリターンが期待できる(プラスのリターンが得られる確率が高い)ものでないと、増えていかない。お金には綺麗事だけでは済まない面がある。
(ここでは、社会的な名誉とか、心の充足感とか、正義感とかは傍に置いているので、そのへんは誤解なきよう願います。)


で、日本の株式市場は、開示資料の内容が怪しいことがありその確率は米国市場などに比べてかなり高いのでは?という疑惑について、大手証券や取引所の行動をみていると、やっぱりそうだと思える状況になっている。
そんなに信用ができないのなら、今後は日本株投資は止めようかと思ったりしたのだけど、上に書いた原点に戻って考えてみて、ちょっと気が変わった。
儲かりそうな期待が持てるのなら、そのような基準で選別せずに、枠や箱にとらわれずに自由にやればいいと思ったから。

ただし、ファンダメンタルの細かい数字にこだわりすぎると、その根拠に不正があれば失敗してしまうので、そのへんのさじ加減は必要になってくるのかもしれないなと思う。
結局、真実は市場にしかないということになるけど、市場はときどき間違えるみたいなので、付き合いは難しい。最近は改めてそう思う。

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March 6, 2007

ポジション縮小

とりあえず、現時点のメモの続き。


本業は相変わらずだけど、週末は斑尾に行っていたりして、忙しいながらもスキーも堪能して充実はしている。
ゲレンデは春スキーの雰囲気で、スキーウェアだと汗が出てくる陽気だった。ニュースによると、長野でも15℃ぐらいにはなったみたいだから、山でもかなり気温が高かったのだろう。
雪は昼頃にはシャワシャワっとした感じになって、ワックスも合わなくて全然滑らない。でも、今シーズンの滑り納めとしてはまあ満足できたかな。


やはり、調整は一時的なものではなく、少し長引きそうな雰囲気。
イヤな予感があるときは、悪くなる方向に進むのはいつもの通り。


KONGは06年度の4Qと期末の決算発表の後、利益が期待値よりも下回ったため、急落してストップオーダーに引っかかり、これまた強制売却となって損切りで手仕舞いに。
JOBSも決算発表の後にさらに下がっているので、先日の撤退は結果的には悪くなかったということになる。

KONGはコールオプションの買いで含み損の穴埋めをしたりなど、いろいろと勉強になったので、いい付き合いができたように思う。これもまた機会があったら投資してもいいかな。


あと、Lloyds TSB (LLOY)も一旦売却して様子を見ることにした。
これでさらにポジションを縮小することに。状況を少し見てからいろいろと買いの検討を始めるつもり。

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February 26, 2007

未成年口座

うちの場合、自分の口座とは別に子供名義の口座でさわかみファンドを積み立てている。
最近、以前にちょっと書いたように子供用資金は新規積み立て分をさわかみファンドから乗り換えようとしていて、セゾンバンガードファンドなどを検討していたのだけど、ここにきてセゾン投信については口座開設を断念することになった。


理由はただ一つ、未成年口座が開けないから。
今朝、うちのポストを見てみると、セゾン投信から口座開設キットが届いていて、早速確認してみると、申込書は完全に大人仕様だし、約款をみてみたら、しっかりと未成年は口座を開設できない旨が書かれていた。残念。


これでまた1ヶ月前の状態に戻ってしまったけど、やはりマネックスで未成年口座を開いて資産設計ファンドやトヨタバンガードファンドなどを検討するしかなさそう。
どうしてもセゾンバンガードファンドじゃないといけないという程の差でもなさそうだから。
証券会社の方がまた後日少し気が変わったときに自由度が高いというのもあるし。

自分が代わりにセゾン投信の口座を開いてもいいのだけど、個人的には、本人名義の口座で資金を増やしていきたい。
いくら元は同じだとはいっても、子供にとって、自身のことに関するお金は本人名義の口座から出した方がいいような気がしているから。


でも、未成年口座というのは、多少の問題を含んでいる口座なのかもしれないとは思っている。

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February 21, 2007

インデックスでのパッシブ運用

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドについて、前回のエントリーで書ききれなかったことはコメントでほとんど書いてしまったので、ここでは繰り返さない。


自分の思いとしては、インデックスでパッシプ運用をやるのなら、それに徹しきって欲しいという気持ちが一番大きい。

自分の場合、インデックス投資をようやく自分の頭で理解したのは「投資4つの黄金則」を読んでからなのだけど、この本でも、個々のインデックスファンドはいいとしても、その配分については最適解がよくわからなかった。

だから、もしインデックス投資が最善だとすれば、世界の市場に丸ごと投資してパッシブ運用しないと、本道ではないんじゃないだろうか? という思いがずっと胸の中にあったわけ。

これを極少額からローコストで手間無く実行できそうなのが、セゾンバンガードファンドだと思ったので、今のところはこのファンドを支持している。


で、結局のところは、子供用資金は保険や預金との比較なので、いろんなバイアスを取り除いてクールにパッシブ運用に徹して、余計なことはして欲しくないという気持ちだったりする。

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February 19, 2007

セゾン投信のファンド

先週末に第1弾ファンドの発表があったセゾン投信のファンドについて。

自分もかなり好意的にとらえている。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、今までありそうで無かったタイプだと思う。
一部にはこれでもコストが高いという意見もあるようだけど、実際に似たような運用をやろうと思っても、同等の手間コストではかなり難しい(ほぼ無理)だと思う。現時点ではこれ以上のものを望むのは贅沢な注文だろう。


投資においては、消費者の視点も重要だけど、マネージメントする側の視点はもっと重要だと思う。
利益の源泉をいろいろ考えたり理解したりするときには、この視点から見ないとわからないことがある。
特に、市場の末席にでも参加して平均以上のリターンを得たいと思うのなら、肉を切らせて骨を断つような考えも時には必要になる。
ファンドを買っているだけだとしても、市場のプレーヤーの一人であることは確かなこと。


資料を請求して詳細を確認しないと、まだ細かいことはよくわからないけど、セゾンのバンガードファンドは子供名義や奥さん名義の積み立て投資にいいかもしれないなあと思っている。

現在はこの部分はさわかみファンドでやっているのだけど、先々のことに関してなにかと不安要素もあったりするし、やはり海外の投資対象もカバーしたいという思いもあって、ここ1,2ヶ月はトヨタアセット・バンガード海外株式ファンドなど、他のファンドを検討していたところであった。

子供用の積み立て投資は、今でもそれなりに幅を利かせている学資保険や定期預金に対して、18年の期間で楽勝で勝てる運用という、低い目標設定から始めている。基本的には、あまり動かさずにほったらかしにしたいところ。保険や預金との比較だから、手間は最低限にしたい。
現在は運用開始から2年半ちょっとで、今のところはほぼ満足できる経過である。
出口まではまだ15年ぐらいある。このため、パフォーマンスの変動はある程度許容できるのだけど、資金の目的上、あまり大きなドローダウンは避けたいところ。出だしが好調だったので、現状では気分的にはかなり楽ではあるけど。。。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、海外資産の割合が高いとか、債券の割合が高いとかの意見もあるけど、自分の考えではこれでいいと思っている。

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January 28, 2007

自宅≠収益不動産

先日のエントリーにさわりを書いたけど、自分は基本的に「自宅≠収益不動産」でいいと思っている。

理想的には、収益不動産と比較して損がないような物件を購入できればいいのだろうけど、特に日本では該当するケースはかなり限られると思っている。

だから、まず前提として、自宅を資産としてはカウントしない考えを持っている。


例えば、資産家は、自宅の土地を更地にしてマンションを建てたら年利回りどれぐらいでまわせるから、DCF法で計算した理論価格がどれぐらいで、それと比較して妥当なこの値段で買ったとか、考えているのだろうか? 大部分の人は考えていないように思われる。
先祖から受け継いだ土地でない限り、新たに土地を購入して、まともでしっかりした造りの建物を建てていたら、不動産事業として採算が取れないケースが日本では大部分じゃないのかなあ。なお商業地とかはちょっと性格が異なるのでここでは除外するけど。
だって、住宅用の収益不動産の建物は基本的に安請負のものがほとんどだ。

耐震偽装問題の根が深いことがこのことを証明しているように思える。
大元締めは別にして、当事者の彼らは、決してボロ儲けしてウハウハというような感じはしない。
せいぜい、小金を稼いでニヤニヤぐらい。つまり、建築コストを削らないと採算がとれないのだ。
その手間やリスクを考えると、割に合わないのが現状なのかなと、勝手に想像してみた。正直に造るとほとんど儲からないのだろう。
今までの日本の不動産業は、基本的に転売のキャピタルゲインがメインで成り立っていた。最近の傾向のように、米国と同様の収益中心に考えたら、採算はどれぐらいとれるのか、今後の業界の成り行きには注目しているけど。


あと、一般的に言われている個人ファイナンスの考え方で、自宅はどうして資産にいれて考えるのだろう。金額が高いからだろうか? 企業会計と同じにしないとダメなんだろうか?

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January 27, 2007

払える金額

PALCOMさんのブログに何度もおじゃましてマンション購入関連の話題にコメントしているうち、いろいろと昔のことが思い出されてきた。

自分は家を「買っちゃった人」なんだけど、その頃どういうふうに考えてたのだったかなあと。


でも、ネットをいろいろ見ていて、今改めて感じたのは、世の中では、「自分がいくら払えるのか」、払える金額を優先して判断する人がまだ多くいるという事実に、時代はそんなに変わっていないのかなあということだったりする。
月々いくら保険料を払えるから、何千万円の生命保険と日額何千円の医療保険に入っているとか、月々ローンをいくら払えるから何千万円のマンションを買ったとか。
良識あるアドバイスでは、これらは典型的にダメなパターンなので、絶対にしないようにということになっている。合理的な根拠が全く無いから。


自分も昔は近い発想を少し持っていたかもしれないけど、意識して判断材料に使ったことはないなあ。
家を買うときの最終的なトリガーになったのは、納得できる条件のローンがおりたからなんだけど、家賃とローンの支払額を比べて考えたことはない。結果的には当然ローン支払額の方が少ないのは事実ではあるけど。

自分の場合は、まあ大きく損をすることはないかなというとても消極的な考えだった。
自宅が収益が上がるかどうかなんて、端っから考えてない。どちらかというと耐久消費財的な考え。このへんについては別のエントリで改めて書こうかと思う。

家の購入にあたっては、よくあるパターンで、奥さんが主役として登場する。

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January 19, 2007

円安の影響

雅さんのブログなどで、円安のせいか食料品の値段が上がったということが書かれていて、そういえば自分も最近ワイン価格で円安の影響を感じたので、そのことについてでも。


我が家は毎年ヴィニョーブル・ギョーム(Vignoble Guillaume)のワインを予約注文で買っている。
ここは、アンリ=グザヴィエ・ギョームという、あのDRCを始めフランスやイタリアの有名なワイン醸造者にブドウの苗木を供給している一部では有名な苗木家がやっていて、自分のところでもワインを造っている。
苗木の専門家だけあって、ワインはとてもおいしい。
ここの畑があるフランシュ=コンテ地方は、地域的にも気候や土壌的にもブルゴーニュの近くであるが、有名な地方ではないため、格付け的には高くない。
よって、素晴らしくコストパフォーマンスが高いワインができる。
ヴァン・ド・ペイ(Vins de pays)クラス(地ワイン)だけど、ヘタなAOCのシャトーものには負けないと思う。
シャルドネ(白)やピノ・ノワール(赤)などの単一品種ものがメイン。


今年の予約注文の案内がきたのだけど、なんか以前より値段が高い気がした。
調べてみると、全ての商品が昨年より8%ぐらい高い。ユーロ高円安が効いているようだ。
ちなみに、今年手に入るものは2005年物である。
ブルゴーニュのヴィンテージ評価は、2004年よりも2005年の方が良いみたいだけど、このクラスのワインではヴィンテージによってそんなに値段が変わるとは思えない。一律に上がっているので、為替レートの影響だと思う。

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January 10, 2007

Appleはやはりカッコいい?

マッキントッシュの世界では、ずっと昔から年初のこの時期にマックワールドエキスポという見本市がサンフランシスコで開催されて、そこでは毎年新製品の発表などの大きなニュースがあり、マックユーザやデベロッパーは注目していた。
iPodの方がメインになってきた今でも、アップル製品に関するこのイベントは続いているようだ。
たしか、MacWorldという雑誌が主催だったので、その名前が残っているみたい。
ちなみに、自分がマックユーザじゃなくなってから7年ぐらいは経っている。


発表があると噂されていたiPhone、やっぱり出てきた。
アップルらしくカッコいいかも。
基本的にはiPod+携帯電話かな。今日の携帯電話はメーラ&ネットブラウザは標準だから。あと、802.11b/g Wi-Fiの無線LANインタフェースもついている。
ボタンは無くて、全て液晶パネル&タッチパネルのキーから入力する仕様みたい。
昔、京セラかどこかから、白黒液晶&タッチパネルで入力する携帯電話があったと思うけど。

このタッチパネルキー、iPodで評判のインタフェースを進化させたもののようだ。
携帯電話のときはテンキーになるし、メールなどの入力のときはパソコンなどと同じQWERTY配列のキーが出てくるみたい。
自分の場合、携帯電話のキーで文字入力するのはイヤなので、自分からはほとんど携帯メールはやらない。
このようなインタフェースを待っていた。

惜しいのは、今のところGSM端末だけなので、日本じゃ使えないこと。
日本の携帯電話界が独自仕様路線で突っ走ってしまったのは、かなり大きな非関税障壁なのかもしれない。
いずれ日本で発売されることになっても、ソフトバンク端末になるのかな。


アップルの株価は、ここしばらくはグズグズしていたのに、昨日の昼ぐらいから急騰して1日で+8%以上も上がった。
今日も寄付きから高めをキープしている。
オプショントレーダーとしては、こんなわかりやすいイベントを逃してしまったのはちょっと不覚だったかな。
インザマネーにほど近いコールオプションを初夢くじの代わりに買っておけば、たぶん1日で倍以上にはなっただろう。

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