May 27, 2009

シティカレンシー償還

そういえば、シティバンクで取り扱っていたレッグ・メイソン・グローバル・マネー・ファンズ(旧シティカレンシー)が5月15日付けで償還になっている。

もう1年半以上前から新規買い付けができなくなっていたし、ここ最近の金融危機のあおりで運用成績はダメダメだったし、まあ仕方が無いのかな。


たしか、4月半ばにシティバンクから手紙が来てたっけ。
そのときは個人的状況がそれどころでは無かったので、封を開けずに放置していたが、もしかしたら償還のお知らせだったのかも。
償還まで置いておくのと、中途での解約や買取請求をするのとで、多少差があったのかもしれないけど、まあいまさらどうにもならないので。

 

で、困ったのが、その後の運用先だったりする。
シティバンクの口座はまだ維持しておこうかと思うのだけど、とにかく、まともに預けられる商品が無さそう。


まあ、置いておくだけなので、百歩譲って外貨預金でもいいかと思ったりもしたが、定期預金などで期間が拘束されるのもリスクがあると思う。
今の状況では、シティがヤバくなるようなことはすぐに起きそうには無いけど、外貨預金は預金保険の対象外だし、長い期間拘束されるのはちょっと気分的に引っかかる。

レッグ・メイソン・ファンズ・マネーという手もあるけど、資金追加して最低投資単位になるまでシティ口座の残高を増やすつもりは全く無い。
レッグ・メイソンのマネーファンド系の運用についても個人的には信用できない状況だし。

 

結局、外貨普通預金で放置ということになるのかな。
これだったら、手数料かなり高めの外貨建て債券ファンドにして放置というのもアリなのかなあと思ったりもするこの頃である。
 

October 22, 2008

Money Fundの状況

そういえば、
今月送付されたシティバンクのステートメントを見ていて、あることに気がついた。


シティの口座維持手数料を回避するための資金は、
昨年の新規購入受付停止の期限前に、レッグメイソンのマネーファンド(いわゆるシティカレンシー)にしていたのだった。
これが一目見てわかるぐらいにリターンが減っていたのだ。

FT.comのファンド情報で確認すると、レッグメイソンのマネーファンドは、米ドル、ユーロ、英ポンド共にNAVが今年の9月に急落している。
近頃の金融市場の混乱によって、短期債券でもモノによっては流動性が落ちているので、マネーファンドの利回りも怪しくなってきている。
特に、レッグメイソンのは、去年あたりの資産内訳ではモーゲージ債券などを多く組み入れていて、サブプライム問題が発覚した昨年8月にNAVが下落する場面もあったりして、マネーファンドとしてはちょっと信頼度が低いように思える。


ロイターにも以下のような記事が出ていた。

[ワシントン 21日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は21日、マネー・マーケット・ファンド(MMF)向けの新たな流動性供給措置を発表した。  金融市場への流動性供給を目的に、MMFから譲渡性預金(CD)やコマーシャル・ペーパー(CP)を買い取る特別目的会社(SPV)を設置する方針。

 

そういえば、最近になって、自分がメインにしているマネーファンドからレターが送られてきて、「ファンドのセキュリティを上げたので大丈夫だよ」という主旨の手紙だった。

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February 6, 2008

セゾン投信の未成年口座開設

とりあえず、下の子の分のセゾン投信の未成年口座を開設完了。


昨年の秋ぐらいだったか、未成年口座も開設できるようになったので、そろそろと思い、トライしてみた。
まず銀行に本人名義の預金口座を作ってから、申し込み開始。


未成年口座の場合、一般の申込書の他に、親権者の同意書が必要。
あと、身元を確認する書類として、(1)本人確認書類、(2)親子関係が確認できる書類、(3)親権者の本人確認書類、の3つが必要になる。ちょっと面倒。
また、親権者が2人(両親)の場合、2人の同意書への署名と確認書類が必要である。ここまでくると、かなり面倒。

確認書類は、健康保険証でも大丈夫みたいだが、うちの場合(多くの家庭はそうだと思うけど)、健康保険証は個人ごとにあるので、各自の保険証を集めても、自分と子供の扶養関係、自分と奥さんの扶養関係は証明できても、奥さんと子供との親子関係は直接的には証明できない。
問い合わせる暇がなかなかとれなかったし、書類を何度もやり取りするのが面倒だったので、世帯の住民票の写し1枚で済ませることにした。少しお金がかかってしまったが仕方ない。


口座開設と同時に、セゾンバンガードグローバルバランスファンドの定期積み立てを申し込んだ。
うまくいけば4月ぐらいからの積み立て開始かな。

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October 6, 2007

日本小型株ETF

よくお邪魔しているエルさんのブログなどの情報によると、10月23日より大阪証券取引所に中国株連動型ETFと日本小型株指数連動型ETFの2つのETFが上場されるらしい。

これらのETFは野村アセットが設定、運用するもので、日本市場では今まで無かったタイプのもの。外国株式インデックスと国内小型株インデックスだ。
日本市場初の外国株ETFがなぜ中国株、しかも上海株式指数(上証50)連動なのか???ということはさておいて、今のところは野村にがんばってもらうしかないだろう。


で、こちらの上証50ETFは今は特に興味はないので置いておくとして、日本小型株指数連動型ETFの方はエルさんも書かれているけど、ちょっと気になる。
ラッセル野村スモールキャップ コアインデックスに連動するものだ。

以前より、ラッセル野村インデックスの各種サブインデックスに連動するインデックスファンドが欲しい(欲しいのはバリューとスモールキャップぐらいでもいいけど)と言っていたので、待望の第1号なのだけど、スモールキャップ 『コア』インデックス?? ちょっと待てよ、と感じたのが第一印象だった。

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October 1, 2007

セゾン投信の未成年口座

うちの奥さんはセゾンバンガードグローバルバランスファンドを積み立て投資している。

本日、セゾン投信から金融商品取引法に関する書類が郵便で届いていた。
最近は各所からこの手の郵便がいろいろと送られてくる。


この中の、総合取引約款の変更についての書類をふと見ると、
10月1日から法人名義での取引と未成年者の口座開設が可能になったとの記載があった。


これはとても良いニュースを発見した。
うちの子の分のトヨタバンガードの積み立てが一段落したら、セゾン投信に口座を開くことにしよう。
下の子ができたら最初からセゾン投信かな。

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September 2, 2007

8月のマネーファンドの運用状況

近頃のサブプライム問題を起点とした市場の混乱において、欧米の中央銀行が素早く動いた要因であり、自分が一番ビビッていたのは、短期金融市場が機能しなくなることだ。

これは、よく喩えられるように、お金の流れを血液に喩えると、大動脈のあたりで血が流れにくくなっていて、最悪は止まってしまう状態に近い状況が起こる可能性があったということ。


短期債券でよく取引されるCPなどの買い手がつきにくくなって、資金をロールオーバーできずに縮小しなければならない状況になっていたわけ。
やばそうだったのは主に資産担保型のABCPみたいだけど、今後もまだ予断を許さない状況になる可能性も残っているかも。
それで、中央銀行が緊急に流動性を確保する手立てをとったりしたのだ。

企業でも同じで、短期の資金繰りがつかなくなると、たとえ黒字であっても倒産することもある。
つまり、期末にいくら大量のキャッシュフローを確保できる予定があっても、今日現在に手元の資金が動かせなくて明日の支払いができないと、ヤバイことになる。


さて、このような状況の中で、CPなどを含む短期債券で運用しているマネーファンドの8月の運用状況はどうであったかみてみよう。

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August 28, 2007

シティカレンシー買い納め

vox mundiさんのブログで知ったのだけど、シティカレンシー(現在の正式名称はレッグ・メイソン・グローバル・マネー・ファンズ・エフシーピー)がこの9月までで募集を停止するみたい。
以降は新規購入、追加購入、スイッチングができなくなる。解約のみを受け付ける。

現在保持しているものは自分で解約するかファンドの償還があるまでは持っていられる。ちなみに、信託期限はいちおう無期限となっている。


少し前からシティカレンシーを少し追加しようと思っていたので、これを機会に買い納めをした。
今回は、特に長期の塩漬けが前提でもあるし、米ドルやユーロは他にもあるので、英ポンドにしてみた。


まずは、先週の半ばに電話で目論見書を請求。
投資信託用のテレホンバンキングに電話したけど、特に問題なく請求できた。以前に購入していることもあるし、渋る様子は特に見られず。
ここでも9月までしか新規購入できない旨を確認。

この間にシティに少し資金を移動しておく。


しばらくして、今週の頭に目論見書が到着。
そして、投資信託用のテレホンバンキングに電話して購入の指示。

2003年の1月以来、シティでは投資信託を購入していない(このときもシティカレンシー)が、ずいぶんと勝手が変わっていた。
注文が完了するまでに30分ぐらいはかかった。フリーダイヤルだからまだいいけど、我慢の限界に近い感じだ。

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February 21, 2007

インデックスでのパッシブ運用

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドについて、前回のエントリーで書ききれなかったことはコメントでほとんど書いてしまったので、ここでは繰り返さない。


自分の思いとしては、インデックスでパッシプ運用をやるのなら、それに徹しきって欲しいという気持ちが一番大きい。

自分の場合、インデックス投資をようやく自分の頭で理解したのは「投資4つの黄金則」を読んでからなのだけど、この本でも、個々のインデックスファンドはいいとしても、その配分については最適解がよくわからなかった。

だから、もしインデックス投資が最善だとすれば、世界の市場に丸ごと投資してパッシブ運用しないと、本道ではないんじゃないだろうか? という思いがずっと胸の中にあったわけ。

これを極少額からローコストで手間無く実行できそうなのが、セゾンバンガードファンドだと思ったので、今のところはこのファンドを支持している。


で、結局のところは、子供用資金は保険や預金との比較なので、いろんなバイアスを取り除いてクールにパッシブ運用に徹して、余計なことはして欲しくないという気持ちだったりする。

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February 19, 2007

セゾン投信のファンド

先週末に第1弾ファンドの発表があったセゾン投信のファンドについて。

自分もかなり好意的にとらえている。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、今までありそうで無かったタイプだと思う。
一部にはこれでもコストが高いという意見もあるようだけど、実際に似たような運用をやろうと思っても、同等の手間コストではかなり難しい(ほぼ無理)だと思う。現時点ではこれ以上のものを望むのは贅沢な注文だろう。


投資においては、消費者の視点も重要だけど、マネージメントする側の視点はもっと重要だと思う。
利益の源泉をいろいろ考えたり理解したりするときには、この視点から見ないとわからないことがある。
特に、市場の末席にでも参加して平均以上のリターンを得たいと思うのなら、肉を切らせて骨を断つような考えも時には必要になる。
ファンドを買っているだけだとしても、市場のプレーヤーの一人であることは確かなこと。


資料を請求して詳細を確認しないと、まだ細かいことはよくわからないけど、セゾンのバンガードファンドは子供名義や奥さん名義の積み立て投資にいいかもしれないなあと思っている。

現在はこの部分はさわかみファンドでやっているのだけど、先々のことに関してなにかと不安要素もあったりするし、やはり海外の投資対象もカバーしたいという思いもあって、ここ1,2ヶ月はトヨタアセット・バンガード海外株式ファンドなど、他のファンドを検討していたところであった。

子供用の積み立て投資は、今でもそれなりに幅を利かせている学資保険や定期預金に対して、18年の期間で楽勝で勝てる運用という、低い目標設定から始めている。基本的には、あまり動かさずにほったらかしにしたいところ。保険や預金との比較だから、手間は最低限にしたい。
現在は運用開始から2年半ちょっとで、今のところはほぼ満足できる経過である。
出口まではまだ15年ぐらいある。このため、パフォーマンスの変動はある程度許容できるのだけど、資金の目的上、あまり大きなドローダウンは避けたいところ。出だしが好調だったので、現状では気分的にはかなり楽ではあるけど。。。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、海外資産の割合が高いとか、債券の割合が高いとかの意見もあるけど、自分の考えではこれでいいと思っている。

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December 28, 2006

日本に投信の夜明けは来るか

水瀬さんのブログを中心として、いくつかのブログを回っていて、日本の投信の今後について少し考えてみた。
ここでは、日本で買える公募型ファンド(投資信託)のことを「投信」と呼ぶことにする。
海外で売っている公募型ファンドや私募ファンドなどを含めて一般化したものは区別して「ファンド」とする。


特に、インデックス投資家からみて、投信の高コスト体質はなんとかならないだろうか、というのが現状での一番の懸案事項になっているように思う。
まあ、海外のファンドも似たようなものなので、あまり誉められたものではないけど。

ちなみに、自分は個別株、オプション、ETF、株式アクティブファンド、マネーファンドなど、市場での直接売買とファンドとを組み合わせるスタンスである。つまり、使えそうなところは適宜ファンドを利用するという考え。


で、思うに、金融機関は「サービス業」であることを、ちゃんと理解している人は業界内にどれぐらいいるのだろう。
投信という商品は、まだ旧時代のしくみから抜け出していないように思える。
外部の人間が勝手に想像してみると、運営にかかるコストを積み上げていって原価を算出し、これにある程度の利益を乗っけてみて、横並びで周りを見回して、妥当と思われる額の手数料を設定しているようなイメージがある。
これって、昔の通信業界でNTTが設定していた通信料金と似ている。コスト積み上げ方式だ。

通信業界はその後どうなったかというと、いろいろと規制がありながらも、参入してきた他社が価格破壊を起こし、各社が競争して料金を下げ、シェア増加を目指しつつ、その中で利益を得るための工夫をいろいろとしてきたことによって、品質を保ちながらもユーザが低料金を享受できるようになってきた。
まあ、技術の進歩は無視できないけどね。


証券会社の売買手数料は価格破壊が起こったけど、投信の信託報酬は昔とあまり変わっていない。
販売側の論理が前面に出ている。
毎月分配型ファンドなどは、多くの人に喜んで受け入れられているので、顧客ニーズにマッチしたすばらしい商品なのかもしれないけど。(あくまで皮肉です)


ふと思ったのだけど、投信というのは、顧客からの信頼を得て資産を託されるものなわけだから、もっとサービスという面で差別化して支持を集め、利益を得る方向には行けないものだろうか。
サービス業とは、顧客に付加価値を提供してナンボの世界だと思う。

個人的には、一番の課題は「ユーザインタフェースに不満がある」ということだと思う。

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September 20, 2006

欧州株のETF

自分が欧州のファンドや株式などに投資を始めた3年ぐらい前は、欧州市場のETFはあまり充実していなかった。
欧州株に関しては、FTSE100やDAX、CAC40など、メジャーな株式指数に連動するものがほとんどだったと思う。あとはMSCI指数に連動するものなどがあるぐらいだったかな。

まあ、これらに投資していれば、欧州株の資産クラスとしては十分なのかもしれないが、個人的にはちょっと芸がないなあと思っていた。


しばらくETFをチェックしていなくて、最近になって欧州市場のETFをチェックしてみると、昨年から今年にかけて結構いろんなETFが組成されて上場されていて、そこそこ充実してきているのに気がついた。
ユーロ建てのETFもいくつか候補を挙げておく必要があるかと思い、少し調べてみた。

その中で個人的に少し気になったものをいくつか挙げてみる。


(1)iShares
 <iSharesのサイトは注意書きを承認したり居住国や個人投資家などのカテゴリを入力しないと先に進めない.適当にUK居住の個人などと入力すればよい>

iSharesは欧州ではアイルランドベースでいろいろなETFを運用している。
昔はダウジョーンズのEURO STOXX指数も大型株のEURO STOXX 50ぐらいしか無かったと思うが、現在ではEURO STOXX 600やそのサブセットがいろいろと組成されている。
興味を持ったものとして、EURO STOXX 600のミッドキャップやスモールキャップ、グロースやバリューなどがある。
ETFのパフォーマンスはラウンチして1年ぐらいしか経ってないのでよくわからないため、インデックスのパフォーマンスを見てみると、EURO STOXX 600の場合、ここ3~5年ではグロースとバリューではそんなに大きな差は無いみたい。米国市場のようにバリューインデックスが最強というわけではなく、グロースが勝っている期間も結構あるようだ。
それよりも、EURO STOXX 600全体よりミッドキャップやスモールキャップのパフォーマンスが良いという傾向が顕著で、両者の内では比較的スモールキャップの方がいいみたい。欧州でも小型株効果は効いているのかな。

自分が投資するとしたら、iShares DJ Euro STOXX SmallCapあたりが好みかも。
ただし、このようなまだラウンチして1年程度で、少しマイナーなインデックスに連動するETFは出来高が少なく、売買には注意が必要かもしれない。
このETFに関しては、パリ市場よりもアムステルダム市場の方が出来高が多そう。日によってどちらが多いかは違うけど。1日で数百単位なのでバラツキも大きいかな。思ったときに売買できるかちょっと不安はある。

そこで、iShares DJ Euro STOXX MidCapの方が出来高は一日10万以上と多くて安定しているので、こちらの方がいいかも。パフォーマンスはそんなに差がないみたいだし。

でもなぜかFT.comではこれらのETFの株価データが出てこない。ロンドン市場のポンド建てのものしかデータが無い。まだかなりマイナーなのかな?
後に挙げるETFもFT.comにデータが無いので、ポートフォリオのパフォーマンス管理が面倒になる。

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August 4, 2006

さわかみファンドはフルインベスト状態

ふと気がつくと、さわかみファンドが日本株をかなり仕込んでいる。
今年の5月頃から純資産額のうちの国内株式の割合が急増していて、7月末時点で国内株式がほとんどになって、ほぼフルインベスト状態になっている。

さわかみファンド的には、6~7月は絶好の仕込み場だったということなのだろうか。
これが吉と出るか凶とでるか。
たぶんいい方向に結果が出そうな予感はする。


今年の初め頃は、キャッシュポジションが大きく、パフォーマンスもインデックスに負けていて、キャッシュで置いておくことに批判があったりしたが、現状ではさわかみファンドの方が正しかったことが証明された。
さわかみファンドの戦略としては、当然のことをしたまでかもしれないが、当時は市場の誰もがイケイケで強気になっていて、株を買わないのは愚かだというような風潮だった。


大衆は常に間違うということなのかな。

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March 16, 2006

日本向けManファンド

今年の初めぐらいから日本国内で販売されている日本の投資家向けのManファンドはお買い得なのだろうか?

これは某掲示板でも話題になって、賛否両論あったようだが、お得かもしれないという意見の方が多かったように思う。
日本の投資者に向けた商品だからといって、特に客をナメたようなボッタクリ仕様にはなっていないようだし。


基本的には、どのようなものであっても、源流に近い所で買った方が中間コストを負担しなくて済むのでお得である。
ただし、一般消費者が元売りに買いに行っても小ロットで売ってくれないので、小売から適当な量を買うようなことは普通であり、需要に応じてケースバイケースなこともある。

ファンドの場合も、コスト面をみると、ファンドオブファンズよりも元のファンドに投資した方が、中間コスト分は有利になるはずである。


最近銀行などから販売された日本向けManファンドは、上の理屈からすると、日本の販売業者が乗せる中間コストの負担がある分だけ不利であり、IFAなどを通して本家から購入した方がいいということになる。


はたしてそうかというと、一概に言えない面もある。
これは日本の摩訶不思議な税制にある。

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November 19, 2005

モビアスファンドは下落に強い?

先月(10月)の外国株は全体的に調整が入った感じであり、日本株だけが好調なイメージであった。
特に、エマージング市場は調整幅が大きめだったと思う。

こんなときに、自分が持っているテンプルトンの東欧株ファンドと中国株ファンドがどんな調子であったかを、ちょっと確認してみることにする。


Franklin Templeton Investmentsのウェブでは、毎月中旬ぐらいに先月分の月次のファンドレポートがリリースされる。PDFで1ページの簡単なものだけど。

この月次レポートには、ファンドマネージャーの言い訳のような対象セクター市場の概況を語るテキストは無く、データのみである。
ファンドのサイズなどの基本スペック、パフォーマンスなどと共に、保有上位10銘柄とそれらの割合、PERやPBRなどの指標、国別の保有割合、業種セクター別の保有割合などが書かれている。

東欧株ファンドはMSCI EM Europe Index、中国株ファンドはMSCI Golden Dragon Indexをベンチマークにしているようである。

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October 24, 2005

DAオフィス投資法人

今のところ好調な株価を維持している(というか、さらに上昇の気配があって怖いぐらい)ダヴィンチであるが、先日上場したREITであるDAオフィス投資法人は、いろいろと物議を醸し出しているようである。

J-REITの実態について一番参考になるのは、雪風ファンドさんのページあたりだろうか。

まず、公募割れについてであるが、これは識者の予想通りという感じが強い。
実質の価値に比べて公募価格が高すぎて、公募で取得したあまり詳しくない投資家が嵌め込まれた結果になった。
公開初日は下げすぎたので、その後徐々に値を戻しているが、まあ48~49万円あたりが妥当なんだろうか?
ファンド組成側(ダヴィンチ)と証券会社に十分に利益がもたらされたはずである。
最近公開されたREITは公募割れ続出であり、あまり地合がいいとはいえない。強気で高めの公募価格を設定すると、市場を冷やしてしまって、逆に自分の首を絞める結果にもなりかねない。

次に、川上の私募ファンドから川下のREITへの売却価格が高すぎること。
例えば、メインの物件の一つであるダヴィンチ銀座(銀座OMCビル)とダヴィンチ銀座アネックス(銀座OMCビル東館)などは、96億円で取得して171.5億円で売却しているようである。
大幅に改装してバリューアップしたからだとは思うが、ちょっとやりすぎの感はある。
株主としては、利益が増えるのでいいことなのだが、あまり目に余るようだと後で悪影響がいろいろ出てくる心配がある。

最後に、組み込まれている物件に古いオフィスビルが多いということ。
これについては、自分としては個人的にそんなに気になるものではない。
ただし、ダヴィンチ銀座などは築42年ぐらいなので、さすがにちょっと古すぎるようには思うけど。

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October 20, 2005

最近の東欧株ファンド

最近、東欧株ファンドの下落がきつい。

イートレードのウェブを久しぶりに見てみたら、トップページの中央上部の目立つ所に、
「SGロシア東欧株ファンド」の下げは健全な調整
ファンドマネジャー・レポートより

というリンクがあり、イートレードが扱っている東欧株ファンドのファンドマネジャーからのコメントが出ている。

顧客から問い合わせや苦情が殺到したのだろうか?


下落要因については、経済情報をウォッチしていれば、誰にでもわかる。
株式ファンドで、2日間で-8%強の下落と言うのは、経験がないとビックリするかもしれない。
自分が持っているテンプルトンのファンドも、下落幅は少し小さいが、似たようなものである。
ファンドの場合はすぐに逃げられないので、即日解約しても下落し終わった価格でしか売ることができない。

エマージングの株式ファンドではこういうことはたまにある。
購入者は、頭ではリスクはわかっていても、実際に遭遇するときついものがある。


このファンドマネジャーのコメントは、運用サイドからの視点では真っ当なことを言っているとは思うのだが、顧客に対するメッセージとしては配慮に欠ける点があると思う。

「健全な調整」と言われてもねえ。
確かに、急上昇したときは急落することはよくある。市場とはそういうものだ。
しかし、下落した方が健全だというのは、結果が出た後の後付けの論理による意見でしかない。

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September 22, 2005

さわかみファンドの良いところ・悪いところ

自分がさわかみファンドを選んだ理由などをちょっと整理してみる。

さわかみファンドの購入を開始してから、3年ちょっと経っている。他の投資に回すために一部解約などをしているが、現在保有している分の損益は+44%ぐらいである。年利回りに換算すると1年複利で+13%ぐらいか。

自分がさわかみファンドの存在を知ってから、実際に投資するまでに1年以上時間がかかっている。これは、今よりももっとアホだったので、良さがうまく理解できなかったことが大きい。あとは、独立系でほとんどが直販であり、口座開設が少し面倒な感じがした点もあった。
サッカー仲間に証券関係の人がいて、そいつが「知り合いにさわかみの人がいるよ、今度一緒に球蹴りやるんだけど、どう?」という話を聞いたこともあったが、なぜか心は動かずに保留状態だった。

そんな感じで重い腰を上げて02年の夏頃から投資を始めたが、確か当時はまだ日本市場が底を打つ前で、9千円台からずっと8千円ぐらいまで下落し続けた記憶がある。上昇を開始したのは03年の春頃からで、水面上の1万円を超えたのは03年の夏頃。現在は1万5千円ちょっと。
まあ、早く投資していても基準価格は下落していたわけだから、結果オーライな感じである。

自分の場合、さわかみファンドに貯まってきた資金を少し解約して日本や海外の証券会社に投入するような感じになっている。


<さわかみファンドの良いところ>

 ・手数料が安い(売買手数料は無し、信託報酬は年率1.05%、信託財産留保金は1.5%だが50万円以下の解約では控除無し)
  -解約するにしても50万円ずつ解約すれば信託財産留保金は引かれないので、個人の場合は実質的に売買の際に手数料がかからず、信託報酬が年1.05%と、利益が出たときに解約時に税金が引かれるだけである

 ・長期投資を志向していて、その方針にブレがなく続いていること
  -澤上さんの言うことはずっと一貫している

 ・ファンド購入者も長期志向であり、株価下落時の仕込みたいときに資金が集まること
  -これはファンド運用サイドにはありがたいことだと思う

 ・下げ相場での耐性が強く、上げ相場での感度が悪くないこと
  -バリュー志向なので、下げるときはインデックスに比べてマイルド
  -銀行株が全然組み込まれていないので、最近のような上昇相場では少し置いていかれるが、全般的には上げるときのパフォーマンスは悪くない
  -日経平均の大底の前後を経験したが、この期間では並みの日本株ファンドにはほとんど勝っているんじゃないかな(並よりは上)

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August 22, 2005

今ごろ中国株、インド株 <1>

今ごろになって、中国株やインド株にも投資することに。

中国株については、一時のブームは完全に過ぎ去り、今年に入ってペトロチャイナなどは堅調に推移していたが、最近は原油価格も一段落してペトロチャイナを始めとして石油関連株が下がり気味である。

個人的には、通信関連は好みであるし、これからもまだ有望に思えるので、チャイナテレコム[CHA]あたりを買ってみた。チャイナモバイル[CHL]はちょっと高めだし、中国国内での第三世代の携帯電話網の再編を見込むと、固定系の方が上昇余地がありそうな感じである。ちなみに、NY市場のADRでの取引。
チャイナテレコムはチャイナモバイルの好決算につられて株価が上がっているので、ちょっとヤバそうなところもあるが、まずは年末ぐらいを目処に様子を見てみようかと思う。

エマージング市場については、踏み上げ太郎さんのブログなども参考にしている。ブログに書かれていることを参考にしながらも、その逆をやってみたりもして。
市場全体の状況や個別銘柄の情報はかなり参考になる。


中国の保険や不動産関係は傍観するだけ。また、現地市場の中小型株は自分には怖くて手を出せない。
NY上場企業なら公開されている数字にはそれなりに信頼性があると思うので、買ってもいいかなと。
タイミング的には、まだこれから市場全体が下がりそうな気もするが、Google売却分をあまり長い間キャッシュで置いておくのは主義に反するので、ギャンブル要素があるところを敢えて手を出してみた。
こういうときは、自分の直感とは逆方向に戦略をとってみたりする。

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June 30, 2005

さわかみファンド記念誌

さわかみファンドの純資産1000億円突破記念誌が届いた。

          ・
          ・
          ・
          ・

中学校の卒業文集並みである。
ファンドの成り立ちの部分は記録として価値はあるかな。
あとは、、、ノーコメント。

March 10, 2005

マーク モビアス

早川圭さんのサイトに書かれていた国際投資関連の本、「国際投資へのパスポート-モビアスの84のルール」は、前からいつか読もうと思ってアマゾンのウィッシュリストに入れたままだった。

マーク モビアスってどこかで目にしたような名前だなぁ、と思い、ふと気がついた。そうだ、自分が持っている東欧株ファンド、Templeton Eastern Europe Fund のファンドマネージャーのMark Mobiusではないか。今頃になって初めて2つの名前が一致した。そんなに有名人だったのか。

このファンドを購入したときは、全く先入観なく、組み入れ銘柄やセクター、地域、パフォーマンスなどを考慮して選択した。今思えば、他のファンドと比べて運用方針にポリシーや個性が見られ、只者ではない雰囲気は少しあった。彼のエマージングマーケットファンドは、他のファンドを見てもパフォーマンスが悪いものがあまり無いし、エマージングものにしては比較的ボラティリティは小さめである。
昨年の春頃など、ロシアの大手石油会社ユーコスがヤバくなったときに、東欧株ファンドは暴落したものが結構あったが、このファンドは被害が少なかった。

エマージングマーケットのファンドには、米国市場などのADRを主に組み入れてお茶を濁しているものが結構ある。こんなのは主な銘柄をパクれば個人にも比較的簡単にコピーできる。敢えて購入する価値は無い。

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February 15, 2005

外貨MMF

自分の場合、日本円から外貨への両替と外国送金は、AIC本に昔から書いてあり、今では古典的な手段となった、
   野村證券の外貨MMF→シティバンク→外国口座
のルートを利用している。

1万米ドルや1万ユーロ単位だったら、FXを利用した方がはるかに低コストで両替できる。しかし、自分の場合は投資金額が大きくないこともあり、毎月小額ずつこまめに外貨MMFに換えて、外貨の小金がある程度貯まったところで送金する方法をとっている。

FXでは、外貨両替と外国送金をメインに考えた場合、自分は使っていないが、豊商事のe-kawaseが良さそうである。手数料無料で現金受けして、外貨を海外金融機関の自分名義口座に手数料3500円で直接送金可能なようだ。顧客の資産は信託銀行に分別管理されているとのこと。豊商事はJASDAQに上場しており、株式のPBRが低くて一瞬注目したが、収益などを見るとちょっと投資対象にはなりそうにないかな。

野村證券の外貨MMFは、他の国内金融機関で取り扱っている外貨MMFと比べて利回りが低いことが難点ではあるが、外貨のまま解約でき、シティバンクなどに手数料無料で送金できる。
日本の金融機関で取り扱っている外貨MMFは、分配があるので自分的には好きではない。野村證券の場合、毎日実績分配で分配金は毎月末に再投資される。税金で消えてしまう割合がどうしても多くなる。野村などが公表している利回りは、税引き前の値なので注意が必要だ。

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February 13, 2005

ファンドの失敗経験

ファンドネタで思い出したので、自分がカモになった経験を少し。

以前、野村證券がやっていたファンド専門のオンライン証券会社である野村ファンドネット証券に口座を持っていた。ここは支店が無く、インターネット上のオンライン取引と沖縄にあったコールセンターでの取引のみだった。今はこの証券会社は無く、野村證券のほっとダイレクト部という一部門になっている。
ここで投資信託というものを初めて購入したりしたが、無知というものは恐ろしいものだ。

基本的に、証券会社が薦めるものはいろんな意味で損をすると考えて間違いない。販売側の都合しか考えていないからだ。
経験上で確かに言えることは、どの証券会社であれ、取り扱いファンドの中では、ほとんど宣伝をしていないものにパフォーマンスが良いものがある。

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February 12, 2005

さわかみファンド

現在、ファンドで保有しているものは、先日書いた東欧株ファンドの他には、日本のさわかみファンドのみ。
なお、日本の証券会社の外貨MMFや外国籍のマネーファンドは持っているが、自分としてはどちらかというと預金に近い感覚なので、ここでは除外しておく。

さわかみファンドは、購入を始めてから3年以上経っている。日経平均が2003年に7千円台の大底を打つ前から付き合っているので、結構プラスにはなっている。
現在も少額で定期購入を続けている。子供が生まれて学資保険を薦められたが、メリットが無くピンとこなかったので、代わりに子供名義でもさわかみファンドを定期購入している。

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January 16, 2005

東欧株ファンド

現在、外国株ファンドは某東欧株ファンドを少し持っている。
なぜ東欧なの?といえば、単にヨーロッパ好きだというだけのことである。
購入して約1年になるが、利回りは年30%は楽に超えている。ユーロ高の分を計算するとそれ以上の成績である。
これは単にラッキーなだけだが、自分はこの「ツキ」をとても大事にしている。
この点は石川臨太郎さんの影響が大であり、ウェブなどには良いことがたくさん書かれています。石川さん信者の一人です。

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