October 7, 2009

円高が続いている

1ドル90円を超えるような円高が続くのは久しぶり。


その昔、バブルの頃だったか、日本の金融業界や不動産業界が絶好調のころ、実は輸出企業(製造業)は円高不況の状態にあった。
その頃、財テクなんて言葉があったけど、メーカーでも財テクをしていないところは業績が良くなかったと思う。

自分が外貨に興味を持ったのはその頃からで、実際に外貨資産や金などを持つようになったのはその何年か後。


またボチボチとタイミングをみて少し米ドルに替えておこうか。その後どうするかは未定。
そういえば、自分の場合、豪ドルのマネーファンドなどもそこそこの割合でホールドしてあったりするのだけど、JPY-AUDではそんなに円高になっていない。

 

バロンズ拾い読みを読むために置いてある外為ドットコムの口座には、ほんのわずかの資金を寝かしてあるのだけど、基本は豪ドル円ロングのポジションにしている。

去年などはスポットの評価損益でずいぶんマイナスになったときもあったけど、現在はスワップの利益よりも倍近いスポットの利益が出ている。まあ、確定しないと絵に描いた餅なのだが。。

去年の円高進行時でも耐えられるぐらいの小遣い程度だし、レバレッジもそんなに高くないのかも。
でも、米ドル円や英ポンド円などのポジションだったら、とっくに損切りしているような現在の水準である。

豪ドル円のポジションがたまたまラッキーなんだと思うけど、今のところ放置していられる状態。
少しはツキがあるのかも。
 

March 16, 2008

米ドル安

先週末のニュースを賑わせた外国為替のドル円レート100円突破。
12年ぶりらしいけど、個人的な感覚では10年前ぐらいのイメージ。
今年の初め頃に書いたエントリーの昔話の時代が戻ってきたよう。


というわけでは全然無くて、単に米ドルが安くなっただけだ。
まさかここまではすぐには来ないだろうと少し前から置いていた両替用の100円の指値は軽く超えて約定していた。
JPY売り/USD買いのオーダーだから、売り指値で0.01。

現状では、ユーロが対ドルで最高値を更新したりなど、米ドル一人負けの状態。
ユーロ円では155円台、英ポンド円では200円台だから、そんなに大きな円高ではない。

金も1トロイオンス1000ドルを突破。
米ドル安で金高はよくあるパターンだけど、金相場もイケイケ状態か?
ひと昔に300ドルぐらいで持っていたことがあるけど、もしそのまま持っていたら3倍になったことになる。
とはいえ、株式に比べてそんなに割がいいパフォーマンスではなさそう。


自分の場合、ユーロ、英ポンド、豪ドルのウエイトがそれなりに高いので、そんなに大きな傷は受けないけど、多くの物のものさしになっている米ドルが下がると、イメージ的にかなりインフレが進んでいる気がしてくる。

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January 9, 2008

海外移住はYEN次第?

今日の日経新聞の記事を見て、少し前とずいぶん状況が変わったなあと改めて感じたので、書き留めておこうと思った。


今年に入ってから、「YEN漂流」という特集記事が1面に連載で掲載されているのだが、1月8日付は老後の海外移住についての話題。
今日はさらに5面に鴻上尚史氏のインタビュー記事も載っていた。こちらはロンドンで公演したときの英国事情の変化について。


80年代後半に、老後は海外で暮らすシルバーコロンビア計画というのが政府から発案されていて、そういえばそんなものがあったかもしれない。でも、それを発案したのが現在の経産省の事務次官とは知らなかった。
当時は、スペインなどは物価が安くて温暖で、特に欧州ではリタイヤ層には人気の場所だった。シルバーコロンビア計画は、スペインなどの外国で優雅な老後を過ごそうではないかというものだったらしい。


ユーロ統合前のスペインは、たしかに物価が安かった。特に南部は気候が温暖で過ごし易い。少し前の日本からみると東南アジアのイメージに近いものだろう。アジアよりもカラッとしているから、天国のようなところだ。

90年代後半に自分がイタリアの並行輸入車を買った輸入業者は、当時スペインからイタリア車を輸入していた。同じ車がスペインだと安く買えたのだ。かなりアバウトな記憶だけど、割高なドイツなどよりも軽く1割以上は安かったみたい。イタリア本国よりも安かった。


シルバーコロンビア計画が考えられてから20年以上経って、通貨がユーロに統合されて物価が上がり、さらに不動産バブルが起きた後の現在では、円安も影響して、円ベースでみると当初計画した水準よりも住宅費や生活費が倍ぐらいになっている。
とてもじゃないけど日本の年金だけでは生活できないぐらい高くなってしまったのだ。

これは欧州だけじゃない。記事によると、豪ドルが上昇して生活費が高くなったので、オーストラリアからタイに生活拠点を移した人がいるらしい。タイだってバーツ高傾向なので、いつまで安く暮らせるかはわからない。


うちの奥さんは現実派なので、「無理して海外に行かなくても、日本で暮らせばいいじゃない」
たしかにそうである。
最近は、欧州などの海外から見ると、日本の物価は割安にみえるらしい。10年前と立場が逆転している。
日本をベースにして、好きなときに海外で過ごすのが、いろんな面をトータルで考えて一番楽なのかもしれない。

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July 6, 2007

いまどきのスワップ狙い

エルさんのブログに「FXを外貨預金代わりに使うこと」についてコメントしていて、思いのほか長文になってしまったので、自分のブログで補足してまとめておこうかと思う。

これは、FXでレバレッジをかけないで外貨ロングのポジションを持ち、スワップを受け取る方法で、低コストの外貨預金の代わりとして各所で紹介されているもの。
ここでは、通貨分散のために中長期で持つ外貨のポジション(債券&キャッシュ)のことを前提にしている。


本質論で考えると、FXはあくまで外国為替「取引」であって、仕組み上は長期投資の対象とはちょっと違うものではないかと思っている。正攻法とはいえないだろう。
「低レバレッジで低コストの外貨預金代わり」というのは巷で良くみかけるけど、たまたま現在が外貨預金代わりに使える条件がまだ揃っているということだと思う。つまり、投資のツールとしては使えるのだけど、それはあくまでもそのときの条件や使い方次第ではないかということ。これは内藤氏なども同じことを言っているのだと思うけど、本を読んでいないのでわからない。。


個人的には、日本円のヘッジや通貨分散を考えるなら、外国債(長期の仕込み)やMMFなどのマネーファンド/カレンシーファンド(短期の流動性確保)などが正攻法かなと思う。
それ以上の超過利益を得るためのトレードは否定しないけど。。。 逆にうまく使えるんなら積極的に利用する手はアリだと思う。


あと、FXは低コストの両替手段としては使えるけど、トータルの手間やコストを考えると、使える条件はある程度限られそうなので、万能ではない。

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April 12, 2007

1ユーロ=160円

1ユーロが160円を突破して対円での最高値を更新している。

こういう心理的な抵抗線をブレークすると、一気に行くことも多いのであるが、今日現在は160円台の後半に入っていて、最近にしては値動きが大きめのようだ。
ユーロドルでも1.34ドル台中盤だから、円安というよりもユーロ高と言った方がいいだろう。


自分が外貨建て資産を増やしたきっかけは、将来的にはある程度円安方向に進むのはやむを得ないだろうなという、ちょっと漠然としたイメージからだった。
2,3年前には、多少円安になるかなとは思ったけど、ここまでユーロが高くなるとは思わなかった。

個人的に、今後も欧州には行くことは絶対にあるだろうから、ユーロベースの資産を厚めに考えていただけ。
どちらかというと、実需的な出口の観点からのポジションであって、決してユーロ高1本に賭けていたわけでもない。


今のところは結果オーライ。
まあ、行き過ぎると絶対に揺り戻しがあるので、あまり喜ぶ局面でもないけど。
だって、現時点で対円で利益確定しても全然意味がないし。


藤巻さんがユーロは30年後も存在しているか疑問だというような意見を言っているけど、ある意味で正論だと思う。
ユーロ圏の場合、各国の景気はバラバラだから、政策金利の調整で景気をある程度操作することが事実上困難。
だから、もし政治的に割れてくるとユーロの将来は危ない。


しかし、ユーロを使用するユーザからみると、統一された通貨はとても便利である。
SuicaとPASMOの相互利用が可能になってとても便利になったのと同じ。

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February 24, 2007

キャリートレードもどき

土曜日も仕事だけどちょっと休憩。


そういえば、最近、為替動向を語るときにキャリートレードの話がよく出てくるけど、これって結構昔からあったものだと思う。


実は、昔シティバンクをメインで使っていた頃、もしかしたら自分もキャリートレードに近いものをちょっとやっていたような気がする。
何年前かは忘れたけど、90年代中盤か後半だったと思う。
当時も日本円の金利はゼロに近く、米ドルや英ポンドの金利はたしか5%ぐらいと高かった。ユーロではなく独マルクとかの時代。


FXなんて大口の機関投資家の為替ディーラーの世界で、個人には全く無縁だった。
外貨投資といえば外貨預金がメイン。証券口座は持っていなかったし、証券会社のイメージはかなり悪かった頃。外貨MMFはちょっと敷居が高く感じられた。


シティバンクも日本の銀行と同様に、預金を担保に融資を受けることができる。マルチマネークレジットとかいう名称だった。
日本円の貸出金利と米ドルの定期預金の金利を比べると、かなり差があるので、金利分を稼げるんじゃないかと思ったのだ。現時点で外貨預金の資金を入れなくても、次のボーナスとかで返せばいいので、その期間の金利分が儲かるのでは?との考え。
発想は現在のFXのスワップ受取りに近い。

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March 23, 2006

オセアニア通貨の調整

ニュージーランドドル(NZD)が急落しているらしい。
オーストラリアドル(AUD)も連れ安しているようだ。


ずっと放置しているマネーファンドの豪ドルの分を動かす必要があるのかなと、今頃になって為替レートを確認してみた。
タイミングとしては遅すぎなのだが、なかなかこちらに目を向ける余裕が無かったというのもある。


ニュージーランドは、経常赤字の拡大などが嫌気されたようだけど、日本の量的緩和の影響もあるのかな。
といっても、量的緩和って、効果があったのかどうか疑問を持っている人も多そうだし、まだゼロ金利は続いているので、現状では気持ちの変化の部分がほとんどだと思う。

日本の長期金利が上がりかけているけど、これだってこのまま一本調子で上がっていくほど単純なものではないだろう。


ニュージーランドドルは、市場規模などからいってもリスクが高めなので、自分は手を出したことは無いが、結構派手に下がっているようだ。
といっても、対円で去年の1月頃の水準ぐらい。
去年の後半からNZDをロングした人は大きくやられているかも。

豪ドルはあまり大きく下落していない。
対円で去年の9月頃の水準である。
豪ドルの場合、まだ下降トレンドに入ったかどうかもよくわからない。短期ではリバウンドする可能性もある。
3~5年のスパンでみると、上昇トレンドの中での揺らぎの範囲を超えていないようにも見える。

でも、そろそろ打ち止めの気配はありそうだけど。

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December 7, 2005

ユーロが対円で高値更新

師走になると、なぜだかいろいろと忙しくなってくる。


最近、為替レートはあまり気にしていなかったが、いつのまにかユーロが対円で高くなっている。
現在は昨年末頃の最高値を超えていて、1ユーロ=142円台半ば。

対米ドルでみると、昨年末頃の最高値1ユーロ=1.36ドルぐらいからずっと下落傾向が続いており、現在は1ユーロ=1.18ドルぐらい。


つまり、米ドル高&円安が進んでおり、相対的にユーロが日本円に対して高くなってしまったということになる。

ユーロ資産は、米ドルベースでみると、ずっと目減りしているイメージであったが、円ベースでみれば高いわけで、そんなに悪くない状態ともいえる。

東欧株ファンドなどは、基準価格の上昇により含み益が出ているけど、ユーロ安で少し相殺されていると思っていたが、円ベースでみれば、欧州株高&ユーロ高とダブルでおいしいということになる。


とはいっても、今年の後半などは日本株の上昇率の方がはるかに高いわけで、いろいろ考えているとわけがわからなくなってくる。

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November 7, 2005

米ドル高の傾向?

ここのところ、USドル高(円安)が進んでいる。
1ドル/120円は超えそうな勢い。

個人的には、現状では円安要因の方が円高要因よりも強いと思うので、しばらくはこの傾向がまだ続くのではないかと勝手に思っている。
日本の長期金利の上昇や量的緩和の解除などの影響を大きく受けると思うが、多くの人の意見と同じように、これからある程度円安に振れてから円高方向にリバウンドするという考えに一票。

自分の場合、一貫して外貨建て資産のウエイトをそれなりに高めており、特に外国株はUSドルの割合が高いので、現在の傾向は好都合である。USドルは去年に104~105円ぐらいで仕込んだものが多いと思う。
当面継続して得られる見込みの本業の安定収入は円建てのため、外貨建て資産のウエイトを高めるというのは、個人的には理にかなっていると思う。

日本円ベースで考えると、円安の影響は外貨建て資産のベースに効いてくるので、利益は増幅される。
なお、逆も真であることは言うまでもないので、外国での生活をメインにしない限り外貨オンリーは危険である。円高に大きく振れると利益が相殺されたり損失が増幅される。

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July 22, 2005

中国人民元の切り上げ

昨晩の一番の話題は中国人民元の切り上げのニュース。

って言っても、各所でずっと語られていたことだし、想定の範囲でないのか?
その時期がきただけだ。
切り上げ幅はとりあえず2%ぐらいなので、これも中国の戦略からすると思ったとおりか少ないぐらい。
とりあえず裁定が働いて、ほぼ自動的に2%ぐらい米ドル安円高に振れた。これは自明の結果。
これからどこまで円高が進むかがマーケットの注目ポイント。

人民元(英語ではrenminbi、略称RMB)の切り上げは、中期的には米ドル買いではないかと思う。
最近、円安がずっと進んでいて、外貨の仕込みができなかったが、絶好の米ドルの仕込み時のようなので、まずは中国政府に感謝。

そういえば、いつのまにかユーロも対米ドルでかなり戻している。英ポンドはまだ安いみたいだが。

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May 17, 2005

海外投資用の資金

海外投資用の資金については、自分の場合、以前にも書いたが、野村の外貨MMFを利用して小遣いなどを地道に仕込んでいる。たまにはスポットで資金を投入することもある。

ここ1,2年は、米ドルが不調だったこともあり、海外送金する際の資金は、米ドルを外して、ユーロ中心で英ポンドを加える形にしていた。だが、最近は、米ドル中心にして、しばらくはユーロを外すように戦略変更した。

仕込みの際は、為替レート的に弱いトレンドの通貨を持っておく方が、後でその通貨が強くなってきたときには有利になる。例えば、2003~2004年あたりは米ドル、ここ最近はユーロを仕込んだ方が、後になって美味しいかもしれない。ただし、為替のトレンドがどれぐらい続くかはわからないので、判断が難しいし、結果論的にそうだったと言えるケースが多い。

特に、送金して投資用のベース通貨として使う場合は、弱いトレンドの通貨をベースにすると、株やファンドの購入などで他の通貨に両替する際に、相対的に目減りしていく可能性が高くなる。
そこで、現状では、ある程度為替のトレンドに乗っかって、強めの通貨をメインにする戦略をとっている。ただし、マネーファンドなどで蓄積する用途の資金には弱い通貨を入れることもある。
しばらく米ドルをメインにして様子を見てみることにする。

May 13, 2005

FXの考察(中長期投資になるか?)

tagayuさんのブログにコメントしたことをきっかけに、FXについてちょっと考えてみた。
このエントリの主題は、FXが外貨預金よりも有利な投資対象になるか? である。

FXの経験が豊富な人ほど、スワップ金利狙いについて強く否定する人が多いような気がしている。
それは、理論的に、スワップポイントは得でも損でも無いからだ。
スワップポイントは、二通貨間の金利差や先物市場との関係などによって決まるようである。
まあいってみれば、取引の中立性を保つためのハンデみたいなものだな。
でも、為替王さんのように、どちらかというと肯定派のような人もいる。

ここではそのような理論的なことはさておき、儲かりそうかを独自の考えでみることにする。
自分は天邪鬼なので、逆にどこかの歪みをついて儲けることができないか?と検討してみたりしている。

やはりFXのプレーヤーの大多数は、短期売買でキャピタルゲインを狙う人だと思う。
結局のところ、その同じ土俵の上で、インカムゲインを狙って、多くの人の間隙を突いて儲けることができるかどうかだ。
たとえるなら、短期売買をしている投資家が大多数である超大型株を、配当の利益を狙ってじっと買い持ちしているようなものに近いと思う。

短期売買では、上昇にしろ下降にしろどちらかに値が大きく動かないと、多くの利益が得られない。一方向のトレンドが形成されると、それに乗っかっていくのが正攻法である。逆張りでは、かなり資金に余裕が無いと、討ち死にする可能性が高い。
これとは逆に、スワップ金利で儲けるには、高金利通貨を買い持ちして、為替レートが狭いボックス圏にとどまっている(理想的には為替レート一定)必要がある。

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February 8, 2005

ユーロ安傾向か?

ユーロが対米ドルで1.30を切り、一気に1.27ぐらいまで下がってきた。
ユーロ安のトレンドになってきたのかな。

自分では最近、ユーロベースで投資を考えていたので、戦略転換が必要かどうか考え中。
といっても、ポートフォリオ全体でみるとユーロはそんなに大きな割合ではない。

ここで困ったことに、現在、自分の頭の中ではユーロの代わりになる通貨が見つからない。
米ドルはまだ日本円などに対して下がりそうだし、スイスフランは米国の金利上昇&米ドルの対ユーロ上昇に伴って下がってきているし、英ポンドは上下動が激しいし、豪ドルなどはメインで考えるにはリスク高そうだし...

結局、消去法でいくと、日本円が一番良いということになる。
分散してリスク回避するしかないのかなぁ。

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