February 14, 2005
CitiBank
日本のシティバンクに口座を持ってから10年近く、結構長い付き合いになる。個人向けに外貨を普通に扱っている銀行が国内銀行ではまだ東京銀行(懐かしい)ぐらいしか無かった時代だ。
最初はお決まりの外貨預金などをやっていたが、しばらくしてこれは儲からないことに気が付き、銀行の宣伝には注意深くなった。米ドルの利下げ局面のときに、2年もので最後の6ヶ月の金利が年利6%になるステップアップ定期預金をしていて、少しおいしい所もあったが、基本的にはどの金融商品も銀行側が儲かる構造になっている。
以前は、残高100万円あれば、今の新生銀行と同じように、国内送金手数料が無料であったが、このような特典は無くなってしまった。新生銀行の八城社長がシティバンクにいた頃だ。
ここ何年かは、海外送金手数料が2000円になる残高100万円をキープするためだけに、CITIのマネーファンドであるシティマネー(通称:シティカレンシー)に米ドルとユーロでそれぞれ4000ドルと4000ユーロ少々だけ置いている。これは投資信託口座になる。
似たような名前でシティファンド・マネーというものがあるが、シティカレンシーとは全く別物であり、こちらはお勧めしない。
シティカレンシーは、外国の金融機関で"Money Fund"や"Currency Fund"などの名称がついているいわゆるマネーマーケットファンドと同じようなものである。シティファンド・マネーと比べて、デュレーションが若干長めながら、短期債券に投資するものであり、配当は支払われずにずっとロールオーバーしていく。海外の口座で持っているマネーファンドもこのタイプだ。
自分的には、「配当が支払われない」というのが重要ポイントだ。
売却するまで税金がかからないし、複利効果が大きくなる。マネーファンドの収益はわずかなので、長期にわたるとこの差は大きいと思う。
シティカレンシーは全く宣伝をしていないので、コールセンターか支店で自分から購入したいと言わなければならない。
これに対し、シティファンド・マネーは、3ヶ月ごとに配当がある。配当が支払われる際に税金がかかり、わずかな収益が目減りしてしまう。こちらは普通に宣伝しているのだが...昔からシティカレンシーを宣伝しないのは、日本の金融庁の指導でも恐れていたのだろうか? でも去年プライベートバンク関係でやらかしてしまったけど。
シティバンクと付き合っていくうちに、いろんな面で外国銀行のやり方を学習でき、海外口座を開く前に十分予習できたので、自分としてはとても貴重な経験になっている。
- by Gabbiano
- at February 14, 2005 17:19
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