June 14, 2005

アナリスト予想

わかっている個人投資家の間では、「アナリスト予想は使えない」というのが通説であるが、裏読みをすると、たまには役に立つこともある。

アナリスト業界などは全くわからない素人であるが、結果から勝手に推測すると、次のようなこともあるんじゃないかと邪推してしまう。

(1)中立や売りから買い推奨に変わった場合
もうすでに自分たちの仕込みは終わっている。
結論が最初にありきで、好材料のみを強調し、あれこれ理由をこじつけて結論につながるように論理を構築する。
「目標株価」→「自分たちが売りたい株価」である。

(2)買い推奨から中立や売りに変わった場合
上と逆のパターン。
これから仕込みたい場合などか? 空売りポジションを作ってから売り推奨なんて悪魔なことはさすがに無いかな。
悪材料のみを強調する。
「予想株価」→「自分たちが仕入れたい底値」などである。

買い推奨の場合、目標株価まで届かないことが多いと思うが、逆に予想をはるかに越えて上昇してしまうこともある。どちらも予想が外れたに等しいと思う。
「今週の占い」に近いレベルであり、あまり本気にしなければ害は少ない。

結局、どのような銘柄であれ、好材料と悪材料それぞれあるので、都合良くシナリオを作ればどうにでも結論は導き出せる。未来を正確に当てることは誰もできないし。
人の言っていることを鵜呑みにせず、まずは疑ってかかり、自分の頭で考えて結論を出す、という姿勢が重要だと思う。


でも、株の予想はまだマシな方で、一番ひどいのが為替の予想ではないだろうか。
ドル円が105-115円などと意味の無い広いレンジの予想値が多い。結論もどっちにもとれるようになっている。これって今日の気温の予想が15-30℃と言っているようなもんである。
まあ為替予想を連続して当てることができたら、神の領域に近づくことになるので、これはこれで怖いものがある。

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