July 13, 2005
橘玲の新刊
また本の話題になってしまうが、橘玲の新作の小説が出るらしい。
7月25日に幻冬舎より発売予定で、アマゾンでも予約中である。
上下巻に分かれていて、ちょっと大作のようだ。1冊1680円といい値段してるし。
正確なタイトルは「永遠の旅行者 The Perpetual Traveler」のようである。
Perpetual Traveler, これはPTと略して言われることも多く、定住地をどこの国にも置かずに永遠に旅行している状態にする生き方である。
つまり、居住者としてどこの国にも住所を持たないので、どこの国に対しても非居住者となり、税金を納めないことになる。逆にいうと、どこの国にも義務を果たさないので、何かあったときに権利を主張することができないが、お金をたくさん持っていればおいしい生き方ではある。
マネーロンダリングの続編ということになっているが、主人公は変わっているようだ。
PTになった元弁護士が主人公のようであり、ある依頼人から孫娘への財産相続に関する依頼を受け、しかも1円の税金も納めないことが条件らしい。
橘玲の小説は、「マネーロンダリング」の印象では、サスペンスとしても楽しめるし、金融の知識もちょっと得られるので、自分としてはおすすめである。
また、独特の冷めた目でみた描写が個人的に好きな方である。
マネーロンダリングでは、オフショアカンパニーやオフショア銀行の裏技などが出ていたし、キャラクタ設定も結構いいところを突いていたと思う。まあ現在では使えない手口がほとんどみたいなようだけど。
上下巻を買うと結構な出費になるが、臨時の小遣いも入ったので、ここは買うしかないかな。
国際分散投資家としては、娯楽と金融知識欲の両方を満たすことができるので、いちおう買い推奨ということで。
- by Gabbiano
- at July 13, 2005 19:05
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