August 23, 2005

今ごろ中国株、インド株 <2>

前回の続き。

インドは判断が難しそうだが、様子を見て好調持続ならついていきたい。

インド株は、タタモータース(Tata Motors Ltd.)[TTM]やヴィデシ・サンチャ・ニガム(Videsh Sanchar Nigam Ltd.)[VSL]などを物色。どちらもタタグループの企業で、NY市場のADRである。これも踏み上げ太郎さんからのパクリ。
インフォシスなどのIT系は高すぎて手が出ない。

VSNLはインドの国際通信会社であり、国内には競合が無いともいえる。7月に株価が急騰していて、一般的には売り推奨の状況だが、逆に少し下がったところでちょっと買ってみた。確かに急落の可能性もある。
しかし、世界最大の海底ケーブル網を持つタイコ・グローバル・ネットワークを買収し、その後にカナダ系の通信会社のテレグローブを買収したりなど、かなりファンダメンタルに変化があるので、そんなべらぼうな高値とは思えないし、これからの収益に期待を持ってもよさそうな気がした。腐っても世界の通信網の根っ子の部分を持っているのだから。
タイコ・グローバル・ネットワークなどの重要なインフラ企業を、外国企業へ売却することを許可した米国という国は、かなり度量が大きく、太っ腹だ。

タタモータースは商用車に強いので、インドと韓国の内需期待である。インドの道路インフラがもうちょっとマシになれば、業績はこんなものじゃないだろう。まだインドは個人の乗用車よりも商用車のフェーズだと思う。少し長い目で見ていきたい。
あと、07年頃に投入予定である格安の乗用車が、スズキの子会社のシェアを奪って21世紀のインドでのT型フォードになれるのか、ちょっと興味がある。これは、1台10万ルピー(約25万円)ぐらいで、現在インドで販売されている最も安いクラスの半額程度であり、大企業サラリーマンの平均年収よりも安いものらしい。ちなみに、現在の乗用車普及率は0.7%程度とのこと。


だがしかし、先週のニュースで、やっぱりかという懸念事項が少し出てきた。インド政府が国営企業の株式売却計画を中止したらしい。民営化への動きが停滞してしまう。このあたりをジム・ロジャースは嫌ってインドの評価を下げたのかな。外国人投資家は売りに回る人も増えそうだ。
といっても、株価が暴落するほどの不況になるとは思えないし、日本のここ10~20年を振り返って考えても、インドが極端に官僚的であるとも思えないので、個人的な勝手推奨としては、中立~買いぐらいでいってもいいんじゃないだろうか。(^^)

などと書いていたら、昨日は現地市場で午後から結構下落してしまった。
ADRもそれを受け継いだ状態。基本的に、NY市場ではあまり株価が動かない。
でも特に大きなニュースは無さそう。


まあ、いろいろ考えても、中国とインドどちらの市場も難しい状況にあるともいえるので、仕込み控えめ、キャッシュ多めで様子を見てみることにする。

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