August 23, 2005
次世代DVDの規格統一断念
今朝のロイターのニュースで、次世代DVDの規格統一に向けての協議が事実上決裂し、新規格による方式統一が困難となったという報道があった。
現状では、ソニー、松下などのブルーレイディスク陣営と、東芝などのHDDVD陣営とに分かれており、これを統一するために両陣営が歩み寄る協議が進められていたが、どうも無理だったみたいである。
恐れていたことが現実に。。。 かなり落胆。
次世代DVDの規格が並立すると、ユーザにはデメリットばかりで何のメリットも無い。
見たい映画の配給会社の系列によって、別のプレーヤが必要になったりする。
技術的には、ブルーレイの方が良いと個人的に思う。
次世代というからには、何かブレークスルーがほしいところ。HDDVDでは限界がすぐに見えてきそう。
ブルーレイディスクは光学的にハイスペックが要求されるので、ブルーレイ用のピックアップやディスクを作れるところは限られてくる。このため、光学系の規格にブルーレイが採用されると、企業の選別と寡占化がかなり進んでしまう。
逆に、HDDVDでは、プレーヤ側で高密度化対策がいろいろ必要なため、プレーヤの開発が難しいようだ。
資本的には、既存の設備をある程度流用できる方が良いのはわかっているが、技術の進歩が変な方向へ進むのは大きく反対。
現在、巷ではようやくDVDレコーダなどが普及しつつあるところなので、年末に次世代機が発売開始されるとしても、一般家庭で広く普及して置き換わるのは数年先だろう。ちなみに、我が家には再生だけのDVDプレーヤしかない。
今の最先端の技術で規格を決めても、基本スペックが陳腐化するおそれもある。
HDDVD側が光学系規格でブルーレイ側に歩み寄るのが最善手であるが、どうやら東芝がHDDVDの開発を止めてしまうと、パートナー(主にハリウッド関係らしい)から訴訟を起こされるリスクがあるらしい。
米国の訴訟は恐ろしいからねぇ。
でもこのまま行くと東芝が開発に遅れて自滅してしまうおそれもある。高度な経営サイドの決断が必要であるが、こういうのはオーナー社長でないと無理そうだ。
そのうち、両方の規格のディスクを再生できるコンパチ機などが出てきたりして。
もしそうなったら、規格が2つ並立する意味ってほとんど無くなるのだけど。。。
- by Gabbiano
- at August 23, 2005 12:08
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