August 31, 2005

日経新聞の威力

日経新聞は一応ほぼ毎日見ている。
新聞記事は参考程度にしてあまり真に受けない方が良いのであるが、他の新聞に比べれば読むところは少しあるし、何かと利用価値がないわけではないので、定期購読している。
掃除やゴミ出しで新聞紙やチラシが重宝することもあるし。

日経新聞の記事によって株価が動くことがあるが、かなり威力はあるのだろうか?
例えば、ダヴィンチの場合、先週の8月27日土曜日の朝刊に例の1兆円ファンドに関する記事が出た。
1兆円ファンドのことは、ホルダーやウォッチしている人にとっては特に目新しい情報は無い。

ダヴィンチの最近の株価の動きは以下の通り。
8月中旬頃から下降トレンドが続いていた。

8/24(水)  333000  -9,000  -2.63%
8/25(木)  311000 -22,000  -6.61%
8/26(金)  330000  19,000  6.11%
8/27(土)  <日経朝刊に記事掲載>
8/29(月)  352000  22,000  6.67%
8/30(火)  350000  -2,000  -0.57%

いかにもな感じの株価の上昇ぶり。
記事を見て買った人がいるのだろうか? これだけ反応があるのは興味深い。
やっぱり買い増ししようかと先週から資金の準備を始めていたが、タイミングを逃してしまった。
だが、まだ弱気の方が優勢な雰囲気があるので、もうひと押しあってもおかしくはない。

自分の本業に関連する業界のことについても、日経新聞には記事が載ることがある。
この場合、特ダネというのはほとんど無く、既に知っているようなことが改めて記事として報道されることが多いような気がする。
しかし、いくら公開情報として既知であっても、自分がたまたま事情をよく知っているからで、そのことに特に興味が無かった一般の人は、新聞の記事を見て初めて知るようなこともあるのではないだろうか。

そう考えると、情報というのは、当たり前のことかもしれないが、公開情報であっても伝達される範囲が限られている。思っているよりも狭い可能性がある。
もうみんなに知られていると思っても、まだ間に合うかもしれない。他のメディアに取り上げられたら思ったよりも反響がある可能性もある。
でも、自分が気づいた時点で織り込み済みであるかどうかの見極めがかなり難しいとは思うけど。

最近思うことは、株価って、結局のところ、買い方の支持する票をどれだけ集められるかで決まるところが大きいように感じられる。これには、合理的な裏付けはあまり必要ない。

現状では、ブルームバーグよりも日経新聞の方が強力なようである。
株価を上げようと思ったら、新聞に好意的な記事を書いてもらうことに尽きるかな。

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