September 5, 2005

バリュー株の利益

自分の頭の中でモヤモヤしていたものをずっと考えていて、ようやく少し晴れてきたことがある。それについては最近のsupさんのブログでコメントに似たようなことが書かれていて、後出しになってしまうので躊躇するが、いちおう自分の頭の整理としてメモしておきたい。

バリュー投資の基本として、市場で割安に放置されている企業の株を買い、市場の評価が見直されて適正価格になったところで売る、というのがある。

現在は市場が非効率で割安に放置されている。そのうち市場が効率的になって株価が適正価格に近づく。

こんなに自分にとって都合良く、市場が非効率な状態から効率的になったりするのだろうか?

上の考えが大体当てはまる状況としては、市場がほぼ効率的であるが、何らかの理由で少し歪みが生じてしまい、裁定取引によってすぐに適正な状態に戻るような場合などかな。
このような歪みを利用することができれば、ほぼ確実に利益を上げることができる。しかし、一般の個人にはかなり難易度が高いことである。

ということは、あたりまえのことかもしれないが、現在に割安になっている理由、今後見直されて割安が解消される見込みを吟味する必要がある。
まあ統計的にバリュー株のパフォーマンスが良いことが実証されているようなので、かなり有効な手法だとは言える。しかし、バリュー株といっても選択を間違えば失敗するのは一緒である。
「今は市場が非効率で割安だが近い将来に効率的になって適正価格に上昇する」ような銘柄を選択するのは、そんなに簡単なことではないと思える。
といって、インデックス投資をする気は全くないのだけど。。

今年の初めなどバリュー株が全般に儲かっていたのは、市場全体がバリュー株を見直す流れになっていたことにうまく乗れたからではないかと最近思っている。

特に日本市場は効率的とはとても言い難い。
現在はインデックスが上昇してイケイケに近い感じなので、現時点で割安な株は出遅れ株として将来株価が上昇する可能性は高い。
だが、このような状況では人気株に乗った方がパフォーマンスが良さそうに思える。
といって、イケイケの人気株に投資する気も無いし。。

市場の流れに乗ろうとしているときは、自分もカモの群れの中にいることを自覚して、降りるタイミングを見極めることが重要だ。
しかし、うまいタイミングで降りるのは、超難関なことである。
適度なところで区切りをつけるのが、自分レベルのパフォーマンス的にも、精神的にも落ち着いて日々を過ごすことができる。

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