September 28, 2005

SONY製品とソニー株

以前のエントリーの続きでソニー製品の話。

前にも書いたように、自分はソニー製品は嫌いではない。特に昔は好きな方だった。
実際に、我が家にあるテレビは2台ともトリニトロンである。広い家ではないが、フラットテレビにしなければいけないほどスペースに困ってないし、そんなに大画面も必要ない。省エネ??長時間見ないで消せばいいのでは。。
テレビはあればあったで見てしまうが、無くても特に困らないかも。PCは無いと非常に困るけど。
VHSが嫌いで、再生用しか持ってなくて8mmビデオをずっと使っていたし。

ソニーの場合、昔から独自路線の規格を推し進めて市場を開拓するような手法がメインだったと思う。このような方法はもう時代に合わなくなってきているのかもしれない。
つまり、ハイテク製品でも販売サイドや買い手が主導的になって値段が決まるし、買い手の支持が得られなければ売れずにマイナーな存在に成り下がってしまう。

あと、クオリアシリーズなどを始めたりした頃から、ちょっとヤバイ方向にいってるかもと思っていた。
トヨタがレクサスを始めたのを見ても、考え方としては間違っていないと思う。
問題だったのは、始めた時期と商品ラインナップが悪かったのかなあと勝手に解釈。
高級なAV製品というのは、なかなか成立しにくい。すぐに内蔵している技術が陳腐化してモノの価値が無くなってしまうから。例えば今ならお金持ちが大金払って買ってもいいと思っているのは大画面フラットテレビぐらいだろう。これも1,2年でどう状況が変わるかわからない。
しかも、今どきテレビなどでは高級感にはお金は出さないと思う。そういえば大昔に家具調テレビってあったんだよね。確か。

ハイエンドオーディオの世界では、昔から狭い世界ながらもずっと高級品の市場が成立している。しかし、ソニーの規模では市場が小さすぎる。
ソニーもオーディオのESシリーズなどでいいモデルがあったりしたのだけど。

アップルのiPodみたいに、新しいスタイルや市場を創造できる力はまだ持っていると思うのだが、なまじ成功体験が大きかっただけに復活には時間がかかるかも。
小さい子会社でいろいろ好き勝手にやらせてみるのもおもしろいと思う。


それで、ソニーの株価って今どれぐらいなんだろう?と興味を持ってみてみたら、思ったほど下がっていない。ソニーショックで急落したときよりもジリジリと上がっている。どうみても割高に思える。3500円はなかなか切りそうにない。

エンタテイメントや映像コンテンツなどのPERが割高な業種を持っているのが大きいのかもしれないが、通期で赤字転落する企業の水準には見えない。

逆に考えると、ソニー株にはずっとプレミアムがついていて、業績が悪くてもあまり下がらないと推測することもできるので、定期預金代わりに持っておくというのも完全には否定しない。でも業績が泥沼化してプレミアムが剥がれると最悪な結果になる危険もあり。そういう路線なら豊田自動織機などの方が堅実でいいように思える。

3年ぐらい前だったか、キヤノンとソニーの株をどちらか買うとしたらどっちを買う?という話で、自分はあまりよく調べずにキヤノンだろうと思ったが、現在の状態を見ると結果が出ている。
そのとき注目したのは、キヤノンの方が儲かりそうにない事業は止めて選択と集中が進んでいたこと、インクカートリッジなどの消耗品で儲けるビジネスモデルができていたこと、などである。


なんかあまりソニーの応援にはなっていない気もするが、このへんで。

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