December 17, 2005

Russell 2000 Value Index <4>

前回のエントリーの続きで、Russell 2000 Value IndexとMSCI US Small Cap Value Indexのパフォーマンスを比べてみる。

ここでは、Russell 2000はiSharesのETF、MSCI US Small CapはVanguardのインデックスファンド(ミューチュアルファンド&ETF)を用いる。
スペック的にはそんなに差が出ないと思われるが、実際はどうなんだろうか?


それぞれのファンドのAverage Annual Returns(年平均リターン)は以下の通り。

1年  3年  5年 
Russell 2000 Value Index 
(iShares) 
7.81%  21.43%  15.76% 
MSCI US Small Cap Value Index 
(Vanguard) 
9.75%  20.66%  15.03% 

最近1年間はMSCI US Small Cap Value Indexの方が良く、3年及び5年の期間ではRussell 2000 Value Indexの方が良いようである。

う~む、どちらも3年間で年平均20%超、5年間で年平均15%超のリターンとは、素晴らしいの一言。
しかも、この5年間のS&P500やNasdaq総合指数はトータルでマイナス、ダウ工業平均がかろうじて水面から頭を出している程度である。


次に、株価or基準価格をグラフ化したものでパフォーマンスをみてみる。

まず、過去1年間のパフォーマンス。

VISVX-VBR-IWN-1y.png

上のグラフで、青はVanguard Small Cap Value Index Fund (VISVX)、赤はVanguard Small Cap Value VIPERs (VBR)、緑はiShares Russell 2000 Value Index Fund (IWN)。


数値で見た場合と同じで、ここ1年ではMSCIの方が良い結果である。
動きを見た感じでは、4月以降の下落時の下落幅がRussell 2000の方が大きいようだ。どちらかというと、Russell 2000の方がボラティリティが大きい感じである。


そして、過去5年間のパフォーマンス。

VISVX-VBR-IWN-5y.png

上のグラフで、青はVanguard Small Cap Value Index Fund (VISVX)、赤はVanguard Small Cap Value VIPERs (VBR)、緑はiShares Russell 2000 Value Index Fund (IWN)。


5年の期間では、Russell 2000の方が圧倒的にパフォーマンスが良くなる。やはり、Russell 2000の方がボラティリティが少し大きいようである。
しかし、このパフォーマンスの差は、運用コストの差で埋めることはできないかも。


このようにパフォーマンスに差が出た原因はよくわからないが、個人的意見では、今のところ、VanguardのETFを積極的に選択する理由があまり無いと思う。
将来、VanguardのETFの方がパフォーマンスが良くなる可能性はあるけどね。


というわけで、米国株のポートフォリオの一部として、iShares Russell 2000 Value Index Fund (IWN)に投資してみることにした。

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