January 19, 2006

判断ミス

昨日、今日と出張でインターネット接続環境が無かったため、先程家に戻ってようやくネットにアクセスして、いろいろと巡回してみた。
今日の日本市場は少し落ち着きを取り戻したみたい。

しかしナイーブは市場だなあ。もうちょっと落ち着けよ! と言いたい。
20%程度の下落ぐらいで追証がかかるようなフルレバレッジをかけていた個人投資家がそんなに多かったのかな?
なんというか、普段の危機感が無いというか、平和ボケなんだろうな。こんなに急激ではなくとも、20%ぐらいは年に何度か動くものだ。
まあ、ライブドア関係については、前から実体の無い企業だったと思うし、いろいろ噂もあったので、あまり同情の余地は無い。

ダヴィンチは戻したと思ったらいきなりストップ高みたい。明日以降はどっちに行くか全く予測がつかないなあ。


現在の状況でみると、17日の昼時点でのホールドは判断ミスといえる。
とはいっても、一旦売ってから安値で買い戻せたかというと、難しかったと思う。出先で打合せ中に携帯で注文を出すわけにもいかないし。
このような時は、市場が開いてみないと、どのあたりで指値をいれていいのか判断がつかないので、事前の発注は怖すぎて無理。
今回の一番悔やまれる点は、ダヴィンチのヘッジ売りができなかったこと。このようなときに売りヘッジができないと、なんのために信用口座を開いたのかわからない。


以前にもちょっと書いたが、日本市場は値幅制限があることによって、逆に値動きが大きくなっているのではないかと思っている。
ストップ高やストップ安が多すぎる。株価が急に動いたときに、一気にストップのところまで行ってしまう。ゲーム的な値動きになる。
値段が青天井なら、リバウンドが怖いので、そう極端に買いや売りが一方に集中しないと思う。

今回のようにみんなが投げ売りするときに、もうこの株を買うことはないとか、半値以下になってもいい、とかいう覚悟はあるのだろうか? だぶんみんなそこまでの覚悟は無いだろう。
せいぜい、短期的視点で損失が少しでも回避できたらいいな程度の思いで安易に売っているのだろう。ストップ安までで助かると思っているから。でも売りが多すぎると約定しないんだが。。。

短期の買い持ちのトレーダーなら、ストップ安まで行った時点でゲームオーバーである。だから、そうなる前に対策を講じていなければならない。
ストップ安まで行って残っている売り注文は、もう「アウト」なわけで、それでも投げ売る場合は、半値以下になってもいいという覚悟をしてから出して欲しい。

日本市場への個人的な要望としては、システムの安定は大前提として、以下の2つをお願いしたいところ。
 (1)値幅制限をやめること
 (2)呼値の刻み幅を細かくすること(例えば株価100万超で1万円幅と1%単位で動くので粗すぎる)


あと、今回のマネックス証券のやり方には、やはり納得ができない。他が追従しなかったのは賢明な判断で良かった。
今までのマネックスのスタンスは好意的に見ていたのだが、少し見方が変わってしまった。
強制捜査が入った時点で、直ちに「価値なし」と決定してしまっていいのだろうか。
銀行でもそんなに素早く資金を止めたりしない。
上場廃止が決定されたり、管理ポスト入りしてから、保証金代用有価証券の掛目を0にしても遅くはないと思う。

事実としては、粉飾決算疑惑などで強制捜査に入ったことだけ。この段階では、その会社の株式の価値が無くなるのかどうかは、まだ「予測」の段階である。
もし価値が無くなる確かな情報をつかんでいたとしたら、先に売り抜けているんじゃないか?と疑うような人もいるかもしれない。

百歩譲って、掛目を下げるとしても、いきなり0じゃなくて、50%とか40%でいいんじゃないだろうか。
個人的には、銘柄によって掛目を変えることは良くないと思う。債券の格付けみたいに中立な立場で第三者機関が行う以外は。
「この銘柄は現在の株価ほどの価値がない割高なものです」と勝手に格付けしてしまうことになる。
もし自己売買で空売りをセットしてから、掛目を下げればどうなるか? 株価操作どころの問題ではなくなるだろう。

与信管理的に問題があるというのであれば、普段から代用証券は認めずに保証金だけにすべき。
証券会社の立場では、平時から株価下落に耐えられるぐらいのリスク管理はやっておかないといけないと思う。
火事場になってから急にやるのは、今回のようなパニックを誘発してしまう。
また、今回のような状況で追証をくらうような個人投資家と同じレベルのリスク管理しかやっていないのでは?と思われても仕方の無い面もある。
自分だけ助かろうと思ってもそれは無理。結局、自分の行動は最後には自分に戻ってくる。

結局、自己否定をしてしまうような行動だと思う。
なぜなら、今まで自分らも取り扱っていた商品が、ちょっと雲行きが怪しくなったところで突然価値を認めませんといっているわけで。
今までそんなに怪しいものを扱っていたのでしょうか? これからも取り扱うのでしょうか?

マネックス証券は、信用取引の取り扱いを止めるか、続けるとしても担保は保証金だけにすべきかと思う。

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comments

個人的には半値になってしまっても、持っている株もあるし、
手持ちで半値になったら今の倍買いたい銘柄もありますよ^^

今日はリバウンドしてましたが、ブラックメイとか呼ばれた時期は2日下げてリバウンドした後、ズル下げしていったそうです。
一応注意が必要だと、ある投資家さんは仰っておりました。

  • January 20, 2006 00:48

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雅さん、どうも。

私もノーテンキに楽観視しているわけではなくて、気をつけていこうと思います。
当時と今は状況が異なるので、全く同じにはならないと思っています。もっと早く回復するかもしれないし、もっと長くズルズルしてしまうかもしれません。
最悪ケースの処理手順と覚悟はいちおう考えています。

まあ、半年も経ってみれば、いい経験と思い出になっているのではないかと。

  • Gabbiano
  • January 20, 2006 07:17

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