February 15, 2006

簡易DCF(ダヴィンチ)<2>

前回のエントリーの続きで、ダヴィンチのバリュエーションの皮算用結果について。


個人的にまあ妥当なのでは?と思われる予想値をいれて算出してみた。

 
(3)まあ妥当なところの予想値ベース(06年は会社予想通り、07-08年は+60%成長、09-10年は+40%成長想定)

次に、06年は堅めに会社予想通りで+84.5%成長として、07-08年は会社予想より少し高めの+60%成長、以降の09-10年は+40%成長として求めてみる。(単位は百万円)

2006年  2007年  2008年  2009年  2010年  2011年以降 
予想経常利益  12900  20600  33000  46200  64700  64700 
FCF概算  7611  12154  19470  27258  38173  381730 

上記数字を用いると、FCFの現在価値合計は、289386(百万円)となる。
これに、現預金7619(百万円)と有利子負債7996(百万円)を差し引きして時価総額を求めると、算出時価総額は約2890(億円)となった。

2005年12月期末の発行済株式数307226株で割ると、
1株あたりの算出価値は941(千円)である。


(4)ちょっと高めの予想値ベース(06年は+100%成長、07年は+80%成長、08年は+60%成長、09-10年は+40%成長想定)

最後に、06年はやや高めに+100%成長として、07年は+80%成長、08年は+60%成長と徐々に成長率が下がってゆき、以降の09-10年は+40%成長として求めてみる。(単位は百万円)

2006年  2007年  2008年  2009年  2010年  2011年以降 
予想経常利益  14000  25200  40300  56400  78900  78900 
FCF概算  8260  14868  23777  33276  46551  465510 

上記数字を用いると、FCFの現在価値合計は、352059(百万円)となる。
これに、現預金7619(百万円)と有利子負債7996(百万円)を差し引きして時価総額を求めると、算出時価総額は約3517(億円)となった。

2005年12月期末の発行済株式数307226株で割ると、
1株あたりの算出価値は1145(千円)である。


こうして簡易DCF法によってそれなりに時価総額を求めてみると、今年3月の分割前の株価で、90万~120万円ぐらいのレンジというのは、確かに少し高めではあるものの、めちゃくちゃ割高というわけでもなさそう。

現在は市場の地合が悪くて、昨日などは60万円台まで売り込まれたりしたが、例えばライブドアショック直前の高値だった100万円ぐらいで高値づかみして塩漬けになっている人でも、年末まで我慢して持っていれば、いつかはプラスになる時は来るような気がする。
そして、会社が順調に業績を伸ばせば、十分に利益が得られることがあるかもしれない。
そんなに絶望的な低い確率ではないんじゃないだろうか。

でも、自分がやった計算はめちゃくちゃアバウトな皮算用なので、ほんの気休めになる程度だし、あくまで参考程度にしてもらえれば幸いである。
まさかこの算出結果をそのまま100%信用して売買する人はいないと思うけど。(為念)

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