March 15, 2006
Man Group
何日か前になるが、ロンドン市場に上場されているMan Group plcの株式をちょっと購入してみた。
Man Groupは、有名なヘッジファンド運用会社であるMan Investmentsなどを持つ企業グループである。
グループとしては、大きく分けると、オルタナティブ投資用商品の組成、運用を行うアセットマネジメント部門のMan Investmentsと、先物やオプションの売買仲介を行うブローカー部門のMan Financialとが傘下にある。
Manのファンドは人気があり、日本でもファンド保有者は結構いると思う。
オルタナティブ運用のヘッジファンドといえば、Manのファンドが一番に思い浮かぶ人も多いだろう。
メジャー度では世界一なのかな?
Man社はもともとは穀物などを扱う商社であった。
日本の三菱商事フューチャーズなどと同じように、商品の売買を取り扱ううちに、運用部門が伸びてきた形である。
昨年あたりは運用成績がぱっとしなかったので、話題に上ることも少なくなっていた。
世界的に株式の上昇率が高くて絶好調だったせいもあると思う。
しかし、商品市況の好調が続いているせいもあり、ここのところ復活してきたような気がする。
Nordstromの一部利確による売却分の投資先を考えていて、ちょっと商品関係も見てみようと思ったのが発端である。
商品関係のETFあたりもいいかなあと考えていて、ふとManのことを思い出した。
もともと、Man Groupは、一昨年(04年)ぐらいに英ポンド資産の投資先を検討するときに、Lloyds TSBを買う前から注目していたが、そのときはかなり株価が上がっていて、ちょっと買えないなあという状態だった。
それから、04年後半から05年前半にかけて株価が下落していったが、05年後半から上昇に転じている。
昨年後半は不覚にもノーマークだった。ファンドの運用成績や注目度などがある程度株価に影響しているような雰囲気がある。
05年は前半に株価が下落したわりにEPSは上昇していて、結果的にPERが下がっている。
昨年後半から株価はずっと上昇を続けていて、最近1年間では+60%ぐらい上昇しているのだが、現在の株価でも05年3月期のEPSでPERが12倍程度である。
05年9月期の中間業績発表の数字では、EPSが前期比+24%ぐらいになっている。06年3月期は結構期待できそうな気がする。勝手な妄想だけど。
ちょっと買ってみても面白いんじゃないかと思い、エントリーしてみた。まだこれからも上昇する余地が十分にあるのではと皮算用した次第。
商品市場が少し調整していることもあり、株価が落ち着いた感じなので、まあ最悪なタイミングでないことを祈るばかりである。
自分も、資産が1億円ぐらいあったらManのファンドを購入していると思う。
だけど、現状のお小遣い投資では、ウエイトが大きくなってしまうし、REITよりダヴィンチの株へ投資した方が良さそうなように、商品やファンドよりもMan Groupの株に投資した方が、短期では効率が良さそうに思ったからだ。ここでいう短期とは3ヶ月~1年ぐらいのスパンだけど。
商品関係では、ジムロジャース指数連動ファンドなども良さそうだけど、投資単位が大きくてちょっときつい。
Manの収益が増えそうな根拠としては、商品市況が他の投資対象に比べて比較的明るいこと以外に、一つ理由がある。
それは、最近日本国内でもManのファンドの販売窓口が増えていて、ファンド資金が増殖しそうな雰囲気が感じられるからである。メジャーな銀行などが取り扱いファンドの一つとして販売開始している。
ファンドの運用側や販売側からみると、このManのファンドの投資者は、決してカモではなく、「上客」という感じかなと思う。
投資資金が多くなるので、売る側はおいしい商品だし、運用側もいろいろと手数料が入ってくる。とはいえ、買う側にとっても、下落リスクがある程度限定されるのに対して高めの収益が期待できそうだし、税金面でも有利な点がある。
このような投資商品が銀行などでも普通に買えるようになったので、喜ばしいことだと思う。
Manのファンドについては詳しくないけど、この辺についてちょっと書きたいことがあって、長くなるのでまた次回にでも。
- by Gabbiano
- at March 15, 2006 18:22
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