July 27, 2006
公園の管理
公園の背もたれのないベンチから1歳の子が仰向けに転落し、頭に植え込みの枝が刺さって死亡した事故。
管理者である市が施設の安全管理を怠ったのが原因として、両親が市に約5100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決がでたみたい。
地裁は市に約1200万円の支払いを命じている。
TVニュースによると、保護者の過失が7割5分で、市の過失が2割5分としたみたい。
親の気持ちは痛いほどわかるが、管理する側も大変だ。
うちの近くにあるよく遊ぶ公園や神社なんかだと、赤ちゃんがヘタしたら死ぬような危険箇所はいくらでもありそう。
「施設は主に子ども連れの来園者を想定しており、市は単独行動する幼児に対する安全性の確保が求められる」とはいっても、普通に想定するのは自由に動き回れる3歳ぐらいの幼児だろう。
危険を予見できたと簡単に認定してしまっていいのだろうか。
うちの付近の公立学校のプール一般開放の案内を見ると、3歳以上を幼児と定義している。
1歳だと単独行動は無謀だろう。ちょっと目を離した隙にというのはありがちだけど、そういうケースは監督している保護者の責任がほとんど。まだ外界の認識があまりできていないし、自分の制御もできない。つまり、単独行動という概念が当てはまらない。
仮に、3歳の幼児が植え込みに倒れたとして、ここまで重い事故になったかどうかは不明。
遊具とかならまだしも、木が危険物扱いになるのは個人的には抵抗がある。
ゴルフルールだと、たしか樹木は障害物でも何でもないので、あるがままのプレーだったっけ。ケガをしてから何年もやっていないのでうろ覚えだけど。
うちの子などは猛獣なので、放し飼いは危険。オイタは常にやる。いつも見ていないと周りか本人に被害が及ぶはず。
おとなしい子でも、1歳とかだとまだ体をうまくコントロールできず、倒れたりは日常茶飯事だろう。
イスから落ちることは普通に考えられるから、親がいつも注意して見ていないと危ない。十分に危険を予見できるし、対策は必須だ。
管理者側にそこまで求めると、超過保護施設にしなくちゃいけなくなる。
何事も、自分で守るのが基本だろう。
個人的には身近な問題に思えたので、ちょっと反応してしまった。
子供の面倒を見るのに結構苦労している気持ちの裏返しかも。
【追記】
他の記事では、
『判決は「ベンチに背もたれがあれば事故は発生しなかったということができる」とした』とあるのだが、本当にそうだろうか?
背もたれがあったとしても、小さい子がベンチの上で立ち上がると背もたれよりも頭は上にくる。このとき、背もたれは格好の遊び道具となる。外側にのり出したり足をかけたりした状態で落ちると頭からまっさかさまだ。うちの子なんかはやりそうなパターンだ。
危険の予見について、背もたれがどうとか、枯れ木の枝がどうとかいう問題じゃないと思う。
『「背もたれのないものであることだけをもって安全性を欠いていたとまではいえない」とした。』
まさにそのとおりだろう。
ベンチから落ちて頭を打って死んだらどうするんだろうか?
公園にスポンジでも敷き詰めるとしますか。ベンチを全部撤去してもいいけど。
- by Gabbiano
- at July 27, 2006 00:20
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comments
子育ては大変だと思いますが、がんばってください。
知的なお父さんで、幸せなお子さんですね!(^^)
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コメントありがとうございます。
一日中付き合っている奥さんに比べれば、気楽なもんです。
疲れたり、頭にくることばかりですが、おもしろいですよ。
今回の事故は、判決などでも、この事故そのものの要因や責任と、いわゆる一般論での幼児などに対する安全管理とを混同しているように思われます。
枯れ枝が頭に突き刺さって脳まで貫通して死に至ることを予見できた人はゼロでしょう。
この子の不運は不憫でなりません。
まあ、枯れ枝を放置しておいたのは危険だと言われると確かにそのとおりなのですが、その責任割合を25%として死亡事故の損害賠償に適用するのに違和感を覚えました。
管理側では、訴訟に備えて保険をかけておくぐらいしか対策はなさそうです。
この市の住民は、市に対して文句を言うのか、両親にブーイングするのか、判断に困りますね。税金の一部が使われるか、他の行政サービスが減ることになります。
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