August 31, 2006

オプションの検討

実は、年初より増田丞美著の「オプション売買入門」をボチボチと読んでいる。
少し硬くなってしまった自分の頭には内容がなかなかスッと入っていかないので、かなり時間をかけて何度か読んでいる。

この本は、オプションの基礎を一応説明してから、個人投資家がどう実践につなげるのかについて、それなりによくまとめて解説しているので、良著の部類だと思う。
というか、オプションに関する本で個人が投資or投機をするにあたって参考になる本というのは、あまり無いみたい。高い本ばかりだし。

もし「オプション売買入門」の本に興味がある人は、今年の3月に「最新版 オプション売買入門」が出ているので、こちらの方がいいかもしれない。
5千円もする本なので、それなりの動機がないと読む人はあまりいないかもしれないけど。


なぜ、今頃オプションを研究したりしているのか?

自分の場合、ここのブログでは新興国の株や日本の新興市場の株に投資(投機)してジェットコースターを味わっているのがメインにみえるけど、外貨建てのマネーファンドで置きっぱなしにしている割合の方が多いのは事実である。
だから、日々の投資用資産が毎日数%も上下していたりすることにはなっていない。
でも、株式投資の部分ではちょっとリスクを取りすぎている(無謀)かなあと思うこともよくある。
また、資産が大きくなってきたら、今のままではヤバそうだなあと思ったりもする。


そこで、オプションをちょっと研究してみて、リスク減少のために使えないかなあと思ったのが最初のきっかけ。
また、オプションの概念がわかっていた方が、なにかと投資に役立つことがあるかもしれないと思ったのもある。

と、上のように書くと聞こえが良さそうだけど、本当はちょっと首を突っ込んでみようという好奇心と研究心が芽生えたのが一番の理由かもしれない。


そろそろオプションに関するエントリを書こうかなと思っていながら、なかなか進まなかったが、最近Losin'Boyさんのブログでオプション口座のことが書かれていて、そこにコメントしたりしているうちに、ようやく実現に至るようになった。

 
なお、オプションの理論的なことについては、興味がある人は勉強してもいいかもしれないが、個人投資家の実践(つまり、収益が上がるかどうか)にはあまり役に立たないと思う。

オプションの基本的なところ、ボラティリティについて、プレミアムがどうやって算出されているか、などの基本は一応押さえておいて、あとは実践に役立ちそうな戦略などを検討した方が良さそうに思える。


オプションについて、自分が本やサイトの情報を読んでちょっとかじってみた感想は、
オプション投資を考えるにあたり、オプションの売りは勝率が高いとか、オプションの買いの損失は支払ったプレミアムに限定されるとか、単純なことだけでは済まないとは思っている。

つまり、単純なコールやプットの売り買いだけでは、今とやっていることが大差ないように思えるし、上がるか下がるかに賭けるだけのポジションになりそう。それだったら、個別株やETF、指数先物など原資産そのものを売買した方がシンプルで良さそうに思える。
オプション同士や現物との組み合わせで、ある程度リスクを限定しつつ、収益を得る方法を検討していきたい。

ちなみに、自分の場合は、今のところ米国市場の個別株オプションや株式指数先物オプションを考えている。
幸いにも米国市場の株式オプションなどを売買できる口座を持っているし、外国株のヘッジなどを考えてみたいし、米国はオプション市場がかなり充実しているし、日本では日経225先物オプションやそのミニバージョンぐらいしか選択肢がなさそうなので。


オプション関係で参考にしているインターネットサイトについては、後日またの機会に。
あと、たまには気が向いたらオプション関係のことを少し書くことがあるかも。
 

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