September 15, 2006

フィンテックの日経記事

marcoさんのブログにも書かれているが、昨日の日経朝刊に載っていたフィンテックに関する記事は、今の時点で掲載した意図がよくわからない。


現在ネット上に残っている記事は、リンクにあるとおりだが、紙面の記事ではもっと字数が多くて、少しネガティブなニュアンス(再保険子会社の出足は遅れ気味など)の文章も追加されていた。

記事中の売上高や利益の数字は、以前にフィンテックが開示してある数字の通り。全く新しいネタは無い。
それでも、慌てものの投資家が買いにいったみたいで、寄りは高く始まり、その後売り込まれて下落した。まあ普通にサプライズ無しということだろう。結局、株式分割&増配発表前と同じような株価水準になってしまった。


会社側は、昼過ぎにIRを出して、当社が発表したものではないと否定的コメント。

なんで今頃、特にニュースでも何でも無いネタを載せるんだろう??
奇しくも、見開きの左横の面には日本板硝子の記事があって、MSCBによる株主価値の毀損(希薄化&株価下落)について書かれていた。気になる人にとっては微妙な空気を感じたり、変に深読みしたりする人もいたかもしれない。


フィンテックとしては、IRを文面通りに受け取ると、記事には同意できないというスタンスかな。
でも、連結業績予想の数字は会社が以前に発表したものと同じ。ということは、今(9月)の段階で記事にする数字としては肯定できないということか?
そうだとすると、個人的な日経新聞の信頼度はますます落ちてしまうことになる。日経に記事が出たら、なんか裏に意図があるかもしれないと、慎重になる必要があるのかも。
とりあえず売って静観するか、逆目指標としてアクティブに活用するのが正しい利用方法だったりして。


普通に考えると、少なくとも今期は予想値よりも高い数字になるんだろう。投資家もみんなそれを期待している。仮に今期利益が下ブレしたりしたら、株価は現在値から半分以下に叩き売られると思う。

だって、短期に連続してMSCBを発行するという、既存株主をマカオにでも連れて行くようにオプションの強制買い持ちをさせて、ほとんどギャンブルに近いリスクを背負いながらも、計画より前倒しして資金調達したのだから、それに見合う収益や資産増加が見られないと誰も納得できないだろう。

 
なんてグダグダ言っているけど、フィンテックは有望な会社の一候補だと思っていて、株を持ったりしているので、つい見る目が少し厳しくなってしまう。
ちなみに、先日の株式分割&増配のニュースは自分の好みではない。
そもそもMSCBを発行して資金を調達するような現在の段階で、どうして一般の投資銀行並みの配当性向を目指したりするのか、経営者の意図もよく理解できていなかったりする。

なんとしても計画を前倒しして急に資金が必要になった→その時点ではMSCBしか手段は無かった→株価が下落すると自分達(経営者)を含めた株主の保有価値が大きく毀損される→とりあえず株価を上げるために分割や増配をしてみる

もしこういう流れになっているとすると、まともな投資家は離れていってしまうんじゃないだろうか。


自分は株式分割&増配発表後に一旦売りたかったのだけど、今の状況ではあまり反応が無いケースも考えられたので、過熱しすぎた場合だけ売ろうとちょっと欲張った指値にしていたもので売り損ねて、地団太を踏んでいるところ。(^^:
まあ、一週間前に戻っただけだから、あまり気にしないようにしよう。

とりあえず手放して様子をみるのもいいと思うし、かなりの覚悟を持って持ち続けるというのもいいかもしれない。
でもホールドするなら11月ぐらいになってある程度先が見えてからでも遅くないかも。
 

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