November 15, 2006

オプション買いの威力

最近、コンゾン(KONG)の株価が上昇してきている。(11/14のナスダック終値で$8.90)
これに伴って、自分がホールドしている現物株とコールオプションの価格が上昇し、ダブルでおいしい状態になっている。

ただラッキーのひとこと。
一時期はたしか-40%近くまでへこんだけど、今はプラス圏で含み益が出ている。ただし、現物株だけではまだ少しマイナスである。


今回、オプションの買いがハマッたときの威力を感じた。
まだまだ油断は全然できないけど。

一旦利確も視野に入れて、コールオプションは手仕舞いのための高めの指値を置いておくつもり。


オプションの買いポジションは地雷みたいだなあとふと思った。

 
オプションの買いは、地雷と同じで、そのまま踏まれずに不発弾となる(アウトオブザマネーのままで価値がゼロになる)確率が高い。つまり、確率的には損をする可能性が高く、買い一本ではあまり有利な戦略とは言えない場合が多い。
しかし、もし踏まれて爆発した場合、すなわち、アウトオブザマネーからインザマネーとなってさらに権利行使価格から乖離する方向にトレンドが進行したときは、強力な破壊力を持つ。
オプションのプレミアムだけでみると、アウトオブザマネーからインザマネーになると短期間で倍以上になったりする。

アウトオブザマネーでプレミアムが安いときに買っておいて、もし思惑通りの方向に価格が推移してインザマネーになると、かなりおいしいことになる。
思惑と逆の方向にトレンドが形成されたり、価格があまり動かなくて、インザマネーにならなければ、オプションの価値は時間と共に減価していって最後はゼロになる。

それでも、安いときに買ったオプションがゼロになっても、そんなに大きな痛手ではない。
ちなみに、権利行使価格が現在の価格から適度に近いアウトオブザマネーのオプションを買う費用は、権利行使期限までの期間にもよるけど、同じ数の原資産を買う費用の1/10~1/50程度が多いと思う。ボラティリティが低いときは、さらに安いこともある。
また、オプション買いの場合は、支払うプレミアム分の資金が最低限あれば、ポジションを維持できる。信用買いのような証拠金は必要ない。オプション売りの場合はSPANなどによって計算される証拠金が必要になるけど。

なお、オプション売りで思惑と逆方向にトレンドが形成されると、オプション買いと全く逆の立場になるので、今まで積み重ねた利益を吹き飛ばす危険があり、要注意。


実際には、短期~中期のトレンドをみて、オプション買いを主体でオプション売りを組み合わせる戦略がリスク/リターンの面で良いみたいである。
思惑が外れてもオプション売りの利益でオプション買いの損を少なくできるか、トータルでトントン以上にする(少し利益を得る)ことも可能である。思惑通りになった場合は、上限の利益は売りと買いの権利行使価格の差分に限定されるものの、結構良い利益が得られる。また、トレンドが進行したときに売りポジションを損切ってさらにアウトのオプションを売るなどの柔軟な戦略をとることもできる。
このようなオプション戦略については自分の愛読書に書かれているので、後日気が向いたときにでもオプション本について少し書こうかと思う。


今のところ、自分のオプション売買の結果は、
売り・・・×
買い・・・×
買い・・・〇
となっていて、3つのパターンを経験できた。
売りポジションの負けと買いポジションの勝ちを経験できたことは大きい。


こうやって書いていると、オプション売買って結果だけをみるとやっぱりクジみたいなものに近いのかなあ。
ヘッジ以外の利用方法では取扱い注意の劇薬みたいなものかも。
 

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