February 11, 2007

ワインの持ち込み

またまたワイン関係の話題でも。

先日、奥さんの誕生日だったので、うちの子を奥さんの実家に預けてひさびさに2人で誕生日祝いの食事をした。


ここ2年ぐらい、子供ができてからは海外旅行からちょっと遠ざかっているけど、まだ以前の旅行のときに買っておいたワインが家に残っている。
たしか2003年の欧州旅行のときに、航空会社がBAだったのでヒースロー経由で帰ったときに買ったイタリアワインがある。

以前ヒースロー空港について書いたときにもふれたけど、ここの免税店エリアにあるワインショップは結構いいと思う。


で、そのときに買ったうちの1本がサシカイア(SASSICAIA)で、スーパータスカン系の元祖のワインだ。96年物だったけど、後で調べたらそんなに評価は高くないビンテージみたい。
値段はよく覚えていないけど、当時で60ポンドぐらいだったか。円換算で1万円越えるかどうかぐらいだったと思う。

そろそろ飲み頃だと思ったので、これを2人で飲もうと思ったけど、せっかくいいワインを飲むなら美味しい食事と一緒に飲みたいなあということで、ワインを持ち込めるレストランを検索。


はっきりと持ち込み可を謳っているレストランは意外と少ない。
ある程度なじみになったレストランなら交渉して持ち込むことはできなくはないけど、とある店に話をしてみたりした感じでは、やはりあまり歓迎されていないことは空気で感じる。
このまま押し切ると悪い気分が残ってしまうなあと思ったので、持ち込み可のレストランに行くことにした。


雰囲気や口コミ評価、自分の好みなどをいろいろ検討して総合的に判断した結果、イタリアンではなくフレンチにすることにした。
そろそろフレンチも食べたいなあというのもあったし、その店にはなんか惹かれるものがあったから。

渋谷の青学の横ぐらいにある「アテスエ(A TES SOUHAITS)」というところ。

 
オーソドックスなフランス料理でおいしかった。
欧州の少しカジュアルなレストランのように、1皿の量が多い。前菜2皿にメインを食べたら、最後は付け合せなどを無理やり押し込むような感じになって、ちょっともったいなかった。でもデザートは別腹だった。
バターは、追加料金をとられるけど、発酵バターのエシレバターにしてみたら、これがまたいい風味でおいしかった。パンも自家製だ。


ワイン持ち込み料は、1グラス800円。2人なら1600円で済む。
たぶん、同程度のワインをレストランでオーダーすると2万円は軽く越えると思う。
イタリアなどでは、たしか法律で酒屋と同等の値段でサーブしなければならないので、レストランのワインは高くない。
日本ではいろいろとマージンが乗っているので、レストラン側もワイン代を計算して採算をとっている面もあるのだろう。
予約のときにイタリアワインでも構わないかと聞いたら、全然OKとのこと。


サシカイアはどうだったかというと、最初の一口は、ちょっと枯れて薄い味がした。
以前に飲んだときの華やかなイメージとは違った。
保存の仕方が悪かったのかなあと思って、しばらくしてみたら、だんだん香りと味が湧いて出てきた。そう! これこれ!
食べる前から抜栓してもらっていたのだけど、起きるのに時間がかかったみたい。

以前はボルドーワインみたいだなと思ったけど、フランス料理と一緒に飲んでみたら、どうみてもイタリアワインだなという香りがわかる。
やはりトスカーナの肉料理に合わせるのがベストなのかも。
でも、フレンチのエゾ鹿肉などと飲んでも大満足だった。

サシカイアはボルドーと同じくカベルネソーヴィニョンがメイン。
品種のブレンドは、ネットでいろいろ見たところ、カベルネソーヴィニョンとカベルネフランのブレンドという説が有力なのだが、カベルネソーヴィニョンにサンジョベーゼが入っているという説もあったりする。本家のサイトを見てもその辺についてははっきり書いていない。
たしかにサンジョベーゼっぽい香りがしたのだけど、あれは何だったのだろう。


ちなみに、スーパータスカン系で個人的に一番好きなのは、サンジョベーゼがメインでカベルネソーヴィニョンなどをブレンドしたティニャネッロ(Tignanello)だ。
フィレンツェの蔵元のアンティノーリ直営のカフェレストランでグラスで飲んだティニャネッロは格別だった。奥さんと2人でもうちょっと欲しそうな顔をしていたら、カメリエーレのおじさんがボトルに残っていたものを足してくれた。(^^)
ティニャネッロはイタリア料理にはオールマイティでいけると思う。


アテスエはまた行きたいレストランの一つ。ローテーション入りは確実かな。でもうちの場合、レストランで散財するのは今は年に1,2回だけど。
ワインを持ち込めば安く食べられるし、まだここで飲んでみたいワインはある。
この場所柄で土曜日だったせいなのか、客が少なめで落ち着いていたのだけど、あまり客が入らなくて店が無くなってしまうと困るので、ここでささやかな宣伝をして応援しよう。
 

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