May 10, 2007

トヨタ過去最高益

トヨタの営業利益が2兆円を突破して過去最高になったみたいだが、これについては、株式は為替リスクがある程度相殺されるという自分の考えの通りになっているように思える。


ニュースによると、トヨタの07年3月期連結業績は、営業利益が2兆2386億円。
R&Dコストなどの諸経費の増加分が3597億円に対して、円安分が2900億円、販売拡大分が3300億円、原価低減努力の分が1000億円あり、増益で過去最高額ということになっている。

このことを欧州市場の売上分に関して株式投資に喩えると、例えば欧州株の利益が+20%となったけど、円安ユーロ高のために円ベースでみると+20%の為替差益があり、トータルで円ベースでは+44%の増益になったというのと同じ計算である。

つまり、これを第三者的に米ドルベースでみるとこういうことになる。本拠が日本にある企業において、日本における資産や売上は円安で目減りしてしまうのだけど、欧州における資産や売上はユーロ高で水増しされるというしくみである。


国内と海外の売上の割合にもよるけど、円安で見かけ上の利益が増えても、実質的にはそんなに得にも損にもなっていないような感じになる。

トヨタなどの多くの日本の製造業は海外分の割合が高いので、単純に相殺されるわけではないけど、市場トータルでは結構均衡するのではないかと勝手に思っている。
内需関連の企業は国内景気に左右される部分が大きいとは思うけど、間接的には為替の影響を受けるので、まあ適当なところでバランスするんじゃないかと思う。


実際に多国籍企業の会計について良く理解しているわけではないので、全然違う!とかあればツッコミよろしくお願いします。

 
ところで、フィンテックの下方修正によって2連続ストップ安でフィーバーしたけど、自分がやることはいつも一緒である。

新興市場の株、オプション、ポジションが大きい資産など、リスクが大きめのものについては、自分の見込みが外れて荒れたときは、ポジションを縮小して様子を見るだけ。
これを淡々と実行するのみ。そして冷静に考え直してみる。


本当はネガティブサプライズの感情のままに全部投げるつもりだったけど、わずかだけ残して様子を見ることにした。
この分は1,2年は放置してもよい覚悟でしばらく状況を見てみようと思ったから。

売ろうかと思って少し立ち止まった時は、現在の値段で買ってもよいかどうかを考えてみる。
現在の地合を抜きにすれば、買っても悪くはない水準だと思うので、とりあえず一部はそのままにしてみた。
 

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comments

一部残されたのですね。

私はぶんなげようと思いましたが、自分は15日の会社の説明資料なんかを読んでから判断しようと思いとどまりました。

  • marco72
  • May 12, 2007 18:01

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marco72さん、こんにちは。

私の場合は、今のいつものやり方に則ってあまり感情を入れずに動きました。
結果的にどうなるかはわかりませんが、荒れているときは身を縮めてやり過ごすことにしています。
本音はmarco72さんと同じく、もう少し開示資料を見て考えたいと思っています。

  • Gabbiano
  • May 12, 2007 21:00

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