March 16, 2008

米ドル安

先週末のニュースを賑わせた外国為替のドル円レート100円突破。
12年ぶりらしいけど、個人的な感覚では10年前ぐらいのイメージ。
今年の初め頃に書いたエントリーの昔話の時代が戻ってきたよう。


というわけでは全然無くて、単に米ドルが安くなっただけだ。
まさかここまではすぐには来ないだろうと少し前から置いていた両替用の100円の指値は軽く超えて約定していた。
JPY売り/USD買いのオーダーだから、売り指値で0.01。

現状では、ユーロが対ドルで最高値を更新したりなど、米ドル一人負けの状態。
ユーロ円では155円台、英ポンド円では200円台だから、そんなに大きな円高ではない。

金も1トロイオンス1000ドルを突破。
米ドル安で金高はよくあるパターンだけど、金相場もイケイケ状態か?
ひと昔に300ドルぐらいで持っていたことがあるけど、もしそのまま持っていたら3倍になったことになる。
とはいえ、株式に比べてそんなに割がいいパフォーマンスではなさそう。


自分の場合、ユーロ、英ポンド、豪ドルのウエイトがそれなりに高いので、そんなに大きな傷は受けないけど、多くの物のものさしになっている米ドルが下がると、イメージ的にかなりインフレが進んでいる気がしてくる。

 
そういえば、1月のジムロジャーズ指数のETNなどを少し買ったりしたが、ここまで上がるとは思わなかった。
そろそろストップオーダーも入れておく必要があるのかな。


自分のスタンスは簡単。
わらしべ長者理論に則って、より価値が上がりそうなものに交換していくだけ。
それが、現金、株式、債券、商品、不動産など、なんでも偏見を持たずに等価的にみていく。
現金の場合、今の状況などをみると、どの通貨で持つかも重要になっている。
可能性が高いと思われるものに少しウエイトをかけて様子を見る。
これを続けていけば、少しは資産が増えるかなと。

世間的に考えられているいわゆる「投資」とは違うのかも。
傍目からみると「投機」なのかもね。
自分的には、「資産運用」でしかないのだが。

自分の場合、デイトレをやるわけではないけど、株だって市場売買するものだから、結局のところ売ってナンボだと思っている。
不動産だって、ただ買って持っているだけでは商品先物と一緒だ。
手数料と税金が取られるだけのマイナスのキャッシュフロー。
これを誰かに貸して賃料を得るか、誰かに売ってキャピタルゲインを得るかしないと儲けにはならない。
つまり、「運用」しないといけないわけ。

あと、よく言われることであるが、投資における最強の敵はインフレと税金である。


株式や債券は持っているだけで配当やクーポンが得られたりするけど、原資産の価格は無視するわけにはいかない。
利回りが価格の拠り所にはなっているのは確かではあるが、今回の信用緊縮などの場合、今までの前提が崩れて価格変動があったわけで、もう過去の基準での利回りは全く当てにならない。
まあ、そのうち戻るかもしれないけど、過去の高値は一旦忘れてしまった方がいい。


そういえば、商品ETF&ETNが盛り上がっているおかげで、商品先物のロングポジションのロールオーバーが増えているという話もある。
ということは、先物の期近より期先の方が恒常的に高い状態が続くかもしれないということで、公私共に少し落ち着いてきたら、オプションのカレンダースプレッドをちょっと研究しようかと思っている。
 

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