June 21, 2008

商品インデックスファンドの買い持ち

最近、家で過ごす時間といえば、子供の相手をしているか、撮ったビデオの整理をしているか、電子ピアノをいじっているかで、ブログのメンテをしている時間がほとんどない。

ビデオをキャプチャしてDVDを焼いたりすると、PCがずっと占有されてしまう。
その待ち時間は、リハビリがてらにピアノいじり。
よく考えたら、左ひじを粉砕してから楽器をさわるのは初めてなので、思っていたよりもはるかに指が動かない。本当にリハビリ状態。頭で強く命令しても、指が言うことを聞かないのだ。

 

水瀬さんのブログに、近頃カルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)などが商品インデックスファンドを買い持ちすることの是非について書かれているが、これについてコメントしようかと思ったけど、また迷惑をかけるといけないので自分のところで戯言でも書いてみる。


自分の場合、結論から言うと、「好きにすればよい」である。
あるルールに則って取引している限り、他人がとやかく言う筋合いはないというスタンス。
良いか悪いかはその人の価値観や立場によって変わる。
ここで善悪を言い出すと、各自の価値観がぶつかり合って宗教論争になるだけ。


商品の場合、長期に持っているだけではキャッシュフローを生まないので、ゼロサムゲームである、というのはたしかにその通りだと思う。

でも、株式や債券は無理に関わりあわなくても生きていけるが、商品の場合、石油や農産物は使わずに生きていくのは不可能だと思える。
商品先物市場やETFなどのファンドの世界だけでゼロサムゲームが閉じていればいいけど、長期に負け続けるのが末端の消費者である可能性もある。

だから、経済活動に参加している限り、商品ファンドを持っている戦略もあってもいいと思う。
生産者が商品先物でヘッジをかけるように、消費者が商品先物関連のファンドでヘッジをかけてもいいのではないだろうか?
少なくとも自分にはこれが悪であると判断することはできない。

労働者よりも投資家の立場になる方が良いので、株式に投資をするように、末端の消費者だけでいるよりも商品の権利を少しでも持っている方が良いという論理は間違いとはいえない。


とはいえ、この状況でちゃっかり利益を得る人もいるんだと思う。

 
以前にちょっと書いたかもしれないけど、それなりのボリュームで長期に買い持ちをする主体がいるということは、たぶん、買いのバイアスが長期にかかり続けるということだと思う。
商品は株などのようにずっとホールドはできず、期日があるから、ロールオーバーが必須になる。

大手の年金資金が商品ETFなどに長期で入って買いポジションを持つ形になると、相対的に期先の方が期近よりも割高になる傾向が強いのかなと思ったりする。
この辺をちょっと研究しようかと思っているけど、なかなか進まない。
まあ、メクラ打ちでやっても儲かるかもしれないけど、良い子はちゃんと確かめてから相場張るように。
商品ETFのロールオーバー時の裁定でおいしい思いをできるかも。


どこかの記事で見かけたのだけど、、商品指数に対して商品ETFのパフォーマンスは劣後する度合いが大きい、というのは、的を射ているのかもしれない。
株式ETFのように手数料分負けるだけでなく、ロールオーバー時のロスが大きくなる可能性がある。その分は裁定をやっている人に持っていかれているわけだ。
 

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商品投資(投機) from Aから始める:企業価値に基づく投資

最近、相互リンク先の投資ブログで、商品投資に関する記事がいくつか掲載されていた。 最近の商品価格の高騰の一因として投機的資金の流入が...

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はじめまして、グラフトン通りと申します。
いつもブログを拝見させてもらっています。
グローバルかつ偏っていない視点からの考察は、とても参考になります。

コモディティへの投資については賛否両論ですね。
投資している人は肯定的で、投資していない人は否定的です。これは、どこの世界も同じでしょうか。

コモディティへの投資も広い範囲にわたったゼロサムゲームですね。おっしゃるとおり、いまのところ、勝者はコモディティに投資している人で、敗者はコモディティに投資していない人(すなわち末端の消費者)です。

マーコヴィッツを信じるのであれば、株式・債券に限らず、コモディティ等にも投資するのが筋だと思います。

ただ、デリバティブの発達と全資産の期待収益率の低下で、投資のやり方も変わってきているように思います。
そのような中、Gabbianoさんの試みは大変参考になります。


申し訳ありません。
何度もエラーとなっていたため、再送を繰り返してしまいました。
一つ残して削除願います。

  • グラフトン通り
  • June 21, 2008 23:34

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グラフトン通りさん、コメントありがとうございます。
コメント数がすごかったので、びっくりしました。(^^;)

ここで使っているサーバはコメントなどの反応が最近特に悪いのでご迷惑をおかけしています。
相変わらず海外からのコメントスパムが相当数あるので、これに負荷がかかって止まっているようになるのかもしれません。

> 投資している人は肯定的で、投資していない人は否定的です。これは、どこの世界も同じでしょうか。

結局、そういうことなのかもしれませんね。
ということは、商品投資がメジャーになると肯定意見が普通になってしまうということでしょうかね。

  • Gabbiano
  • June 22, 2008 08:24

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こんにちは。

> 投資している人は肯定的で、投資していない人は否定的です。これは、どこの世界も同じでしょうか。

的を得ていますね。
私も商品投資についてちょっとブログで書きましたが(TBさせていただきました)、商品投資に肯定的なのは、私が商品を投資先の一つと考えているからなのかもしれません。

まあ、商品に投資するかどうかと同じように、商品投資をどのように評価するかも「好きにすればよい」ということになるのでしょう。

  • 空色
  • June 22, 2008 23:35

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空色さん、コメントありがとうございます。しばらくアクセスしていなかったので返事が遅くなってしまいました。

今週のようなNY市場が荒れたときなどに、ポートフォリオに商品を入れておくと、逆方向の動きをするので、精神的に少し楽になるのが実体験できました。(^^)
株式との相関が低いというのは、今のところ当たっているようですね。将来的にはわからないし、長期で値上がりする保証はありませんけど。。

  • Gabbiano
  • June 27, 2008 21:08

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