October 22, 2008

Money Fundの状況

そういえば、
今月送付されたシティバンクのステートメントを見ていて、あることに気がついた。


シティの口座維持手数料を回避するための資金は、
昨年の新規購入受付停止の期限前に、レッグメイソンのマネーファンド(いわゆるシティカレンシー)にしていたのだった。
これが一目見てわかるぐらいにリターンが減っていたのだ。

FT.comのファンド情報で確認すると、レッグメイソンのマネーファンドは、米ドル、ユーロ、英ポンド共にNAVが今年の9月に急落している。
近頃の金融市場の混乱によって、短期債券でもモノによっては流動性が落ちているので、マネーファンドの利回りも怪しくなってきている。
特に、レッグメイソンのは、去年あたりの資産内訳ではモーゲージ債券などを多く組み入れていて、サブプライム問題が発覚した昨年8月にNAVが下落する場面もあったりして、マネーファンドとしてはちょっと信頼度が低いように思える。


ロイターにも以下のような記事が出ていた。

[ワシントン 21日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は21日、マネー・マーケット・ファンド(MMF)向けの新たな流動性供給措置を発表した。  金融市場への流動性供給を目的に、MMFから譲渡性預金(CD)やコマーシャル・ペーパー(CP)を買い取る特別目的会社(SPV)を設置する方針。

 

そういえば、最近になって、自分がメインにしているマネーファンドからレターが送られてきて、「ファンドのセキュリティを上げたので大丈夫だよ」という主旨の手紙だった。

 
ここは、親銀行をはじめとした大手銀行の大口定期預金などがメインの資産なので、CPなどに投資しているマネーファンドよりははるかに安全なのだが、欧州の大手銀行が国有化されるご時勢なので、ホルダーから不安の問合せが多くあったのかもしれない。


今回ファンドがとった措置は、
(1)親銀行へのエクスポージャーを下げて、他の銀行に振り替えたこと、
(2)一時的に流動性を高めるために、預金の最大満期(デュレーションみたいなもの?)を短縮して6ヶ月から1ヶ月にしたこと、
などである。
これによって、利回りは減少してしまうが、将来に備えて今は安全性を高めることを第一にする方針のようだ。


FT.comのファンド情報でパフォーマンスを確認してみたら、今のところ、ほぼ直線状の右肩上がりは変わらないまま。
複利でじわじわと増え続ける安心感は、今の状況では宝物なのかな。

 

投資のリスクについて、最近ふと思うことがあったので、後日にでもちょっと書いてみる予定。
 

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