June 14, 2009
盲目のピアニスト
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したピアニストの辻井伸行。
先週は各所でニュースなどで取り上げられて時の人となった。
このあたりの取り扱い方はいつものマスコミのパターン。
若い人が国際的な業績を上げると、期待の星としてどこもいっせいに取り上げて必要以上に祭り上げる。
でも彼の場合、本人がちょっと違う雰囲気をもっている。自然体のまま。
テレビでちょっと流れている演奏を聴いただけだけど、やはり20歳の演奏ではない雰囲気。
周囲の人が心に響く音みたいなコメントをしていたけど、少しわかるような気がしなくもない。
なんかもう、吹っ切れているんだよね。
全くの自分勝手な想像だけど、生まれながらにしてハンディキャップを持っていて、雑念とか、欲とか、計算とかが無いからなのかなと思う。
自分が好きで才能を開花できる道が見つかってそのまま進んできたのだろうけど、よくある天才のパターンとはちょっと外れている。
たぶん、人一倍努力をしているはずだし、コンクールに関しても絶対に優勝する!というような意気込みでやっているのだとは思うけど、結果なんか全く気にしていない様子。
とにかく自分のピアノを聞かせたいという思いだけが感じられる。
視覚情報が無い分、周囲のノイズに影響されず、常人には見えない何かが見えている(感じている)のかなという気がする。
稀有の才能にめぐり合えてよかった。こういう人を選んだコンクールの関係者に感謝。
- by Gabbiano
- at June 14, 2009 10:35
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